2022年8月4日発売の「日経トレンディ2022年9月号」 ▼Amazonで購入する では、「得するスゴ技 クレカ・投資・マイル」を特集。スマホ決済が普及するけん引役となったのが、18年に登場した「PayPay」だ。それ以降、「d払い」「au PAY」「楽天ペイ」といった主要サービスによるキャンペーン合戦が勃発。お得な決済方法として欠かせないものとなった。近年はPayPayやau PAYが利便性を向上し、存在感を一段と強めている。

※日経トレンディ2022年9月号より。詳しくは本誌参照

PayPay、d払い、au PAY、楽天ペイの携帯キャリア4社のスマホ決済サービスで競争が続く
PayPay、d払い、au PAY、楽天ペイの携帯キャリア4社のスマホ決済サービスで競争が続く
[画像のクリックで拡大表示]

 2010年代後半にサービスが相次ぎ立ち上がったスマホ決済。短期間で一気に身近な存在となったが、そのけん引役となったのが、18年にソフトバンクとヤフーの共同出資でスタートした「PayPay」だ。同年12月と翌19年2月に実施した20%還元の大型キャンペーンが大きな話題を呼び、スマホ決済の台頭を消費者に印象づけた。

 これをきっかけに、スマホ決済各社によるキャンペーン合戦が勃発。LINEの「LINE Pay」やNTTドコモの「d払い」、KDDIの「au PAY」、楽天の「楽天ペイ」といった大手サービスが、10%還元や20%還元の大盤振る舞いを頻繁に実施する状況が21年前半ごろまで続いた。買い物や食事などで得するためには、スマホ決済が欠かせない存在となった。

「日経トレンディ2022年9月号」の購入はこちら(Amazon)

 この間、ヤフーを傘下に持つZホールディングスとLINEが経営統合(19年発表、21年3月完了)。「ソフトバンク経済圏」が勢力を大きく拡大することとなった。現在、PayPayとLINE Payは店頭で読み取るQRコードを統一。LINE Payを含むLINEサービスでたまるLINEポイントは、PayPayポイントに等価交換が可能となっている。

 以前は共通ポイントのTポイントと密接な関係があったソフトバンク経済圏だが、22年春に携帯電話やネット通販などのポイントサービスをPayPayポイントに一本化。クレジットカードも「PayPayカード」への切り替えが進んでいる。