
「北欧、暮らしの道具店」はなぜ愛されるのか
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- 第9回
- 2023.05.29
“私の濃度の高さ”が共感呼ぶ ECで読まれる記事づくりの極意 売り上げを拡大しているクラシコムが運営するECサイト「北欧、暮らしの道具店」。写真をふんだんに使った商品ページだけでなく、特集やコラムといった読み物が充実し、そのコンテンツが多くの人を集める鍵になっている。連載9回目の今回は、クラシコムの根幹であり強さの源泉であるコンテンツ制作の裏側、編集力に迫る。 -
- 第8回
- 2023.03.07
「顔が見える」は弱者の戦略ではない クラシコム×ヤッホー後編 「顔を見せる」ことは弱者の戦略? 規模拡大へ進み始めた2社が意識することとは。クラシコム社長の青木耕平氏と、「よなよなエール」で知られるクラフトビールメーカー・ヤッホーブルーイング(長野県軽井沢町)社長の井手直行氏の対談後編。本記事では、ニッチからより広い領域へ進んでいる両社の戦略の本質を激論する。 -
- 第7回
- 2023.03.07
クラシコム×ヤッホー社長1万字対談 “競争しない”マーケ論 話題の経営者2人の共通点とは。今回は、連載「『北欧、暮らしの道具店』はなぜ愛されるのか」の番外編として、クラシコム社長の青木耕平氏と、「よなよなエール」で知られるクラフトビール大手・ヤッホーブルーイング(長野県軽井沢町)社長の井手直行氏の対談をお送りする。独自の世界観を持ち、熱いファンが多い2社。そしてその企業をユニークな手法で経営することで知られる経営者同士だが、本格的な対談は初めてだという。対談前編の本記事では、2人が感じた互いの企業の共通点から、2社の強さに迫る。 -
- 第6回
- 2023.02.16
一見ぬるいが実は熱い! クラシコムのネットラジオが温める絆 ECサイト「北欧、暮らしの道具店」を展開するクラシコムのインターネットラジオが熱狂を呼んでいる。2022年10月に開催された公開収録には、300人の招待枠に1600人以上が応募する人気ぶり。総再生回数は22年末で約1400万回に達した。なぜECサイトの音声番組に多くの人が心を動かされるのか。その秘密を探りに、出演する「北欧、暮らしの道具店」店長の佐藤友子さんと「よしべ」さんに直撃した。 -
- 第5回
- 2023.01.17
取材件数をKPIにしない理由 クラシコムが考える対等な広報とは ネットメディアはもちろん、経済誌から週刊誌まで、多くのメディアに取り上げられているクラシコム。2022年8月に東証グロース市場へ上場した際にも多くのメディアが取り上げ、話題を集めた。さぞかし広報活動にも力を入れてきたのだろうと思われがちだが、実は本格的に広報を開始したのは21年10月と、ほんの1年半ほど前のことだ。なぜ今、広報活動に力を入れ始めたのか、代表の青木耕平氏と広報担当の馬居優子氏に聞いた。 -
- 第4回
- 2022.11.10
ECの6割を売る 「北欧、暮らしの道具店」のアプリが心地よい理由 消費者と多彩なチャネルでつながるクラシコムのECサイト「北欧、暮らしの道具店」。そのコミュニケーションチャネルとして存在感が高まっているのが、自社アプリだ。実はEC売り上げの6割がアプリ経由という。クラシコムの愛されるブランドづくりの極意を明らかにする連載の第4回は、アプリ開発の経緯を追うと共に、心地よいアプリとは何かを代表の青木耕平氏と開発担当者に聞く。 -
- 第3回
- 2022.09.21
クラシコムにはなぜパーパスがないのか ヒントは「サザエさん」 多くのファンに愛されるECサイト「北欧、暮らしの道具店」。運営するクラシコムは、ミッション・ビジョン・バリューによって経営やマーケティングを貫いている。クラシコムの愛されるブランドづくりの極意を明らかにする連載の第3回は、昨今バズワードとなっている「パーパス」について。実は同社はパーパスを設定していない。なぜ設定しないのか、前回に続けて代表の青木耕平氏に聞いた。 -
- 第2回
- 2022.08.02
ダサい「バリュー」は浸透しない クラシコム青木氏が語るMVV経営 メルマガやSNS、動画配信サービス、さらには自社アプリなどを通じて、多くのファンとつながるECショップ「北欧、暮らしの道具店」。同社がなぜ愛されるのか、その背景を探る本連載。第1回で代表の青木耕平氏に「ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)」のうちのミッションとビジョンについて詳細に聞いたが、第2回はバリューの秘密に迫る。 -
- 第1回
- 2022.08.02
「北欧、暮らしの道具店」はなぜ強い 鍵は柔らかい“ミッション” 2007年にオープンしたECサイト「北欧、暮らしの道具店」を運営するクラシコム。商品の販売だけでなく、メルマガやSNS、動画配信サービス、さらには自社アプリなどを通じて、テキスト、音声、映像と多様なコンテンツを展開し、生活者とつながってきた。熱量の高いファンも多く、愛されるブランドだ。本連載では、同社がなぜ愛されるのか、その背景を探りながら、これからのブランドやマーケティングの在り方に迫っていく。第1回から第3回までは、ブランドの根幹となるミッション・ビジョン・バリューと、今ムーブメントになりつつあるパーパス経営について、代表取締役社長の青木耕平氏に聞く。