※日経エンタテインメント! 2022年7月号の記事を再構成

総合的なタレントとしての力を数値で表しランキング化する、日経エンタテインメント!の恒例企画「タレントパワーランキング」。今回、公開するのはジャニーズ編。ベテラン勢に混じってトップ10入りした平野紫耀や着々と上昇中の中島健人など、中堅や若手の割合が高くなった今年。次の世代が着実に育っていることが分かる。

スコアは小数点2位で四捨五入。順位は第2位以下も含めて付けた
スコアは小数点2位で四捨五入。順位は第2位以下も含めて付けた

 ジャニーズのカテゴリーでは嵐の相葉雅紀が個人で初めて首位になった。現在3本のバラエティ番組でMCをしている彼だが、近年は『FNS歌謡祭』の総合司会としても浸透。さらに、昨年はメンバーの櫻井翔と共に『東京オリンピック・パラリンピック』のNHKスペシャルナビゲーターを務めるなど、大型番組の顔として見る機会も増えている。この1年では新規で4社ものCMが始まった。俳優活動も順調。持ち前の柔らかさを武器に、活躍の場がどんどん広がっている。

 タレントパワーにおける嵐の強さは健在で、4位まですべてメンバーが占めた。そこに続いたのが5位の岡田准一。昨年は11月までV6として多くの活動をしたが、自身が主演した映画も2本公開された。それらに対し今年2月、「第64回ブルーリボン賞」主演男優賞を受賞。俳優のみならず、武術家、写真家としての活動も徐々に増えていることから、今後も新たな関心を呼びそうだ。

 ベテラン勢が並んでいるなかで目を引くのが、デビュー4年を数えるKing & Prince。平野紫耀は昨年から12ランクアップして初めてトップ10入り。岸優太永瀬廉が30位圏外から21位、29位に食い込んでいる。

 『ザ! 鉄腕!DASH!!』(日テレ系)をはじめとするバラエティ分野でおなじみになりつつある岸は、『ナイト・ドクター』、『必殺仕事人』などドラマでも大活躍。永瀬はNHK朝ドラ『おかえりモネ』で演じたヒロインの幼なじみ役が脚光を浴び、俳優として大きく飛躍、時代劇や映画の主演作へと続いている。King & Princeはグループとしても10ランク上げた20位で、若手で唯一ランクインしたグループに。この1年は『24時間テレビ』のメーンパーソナリティーを務めたほか、冠番組もスタート。HONDAの企業イメージCMにも起用されるなど、存在感をどんどん高めている。

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