※日経エンタテインメント! 2022年7月号の記事を再構成

総合的なタレントとしての力を数値で表しランキング化する、日経エンタテインメント!の恒例企画「タレントパワーランキング」。今回紹介するのは「女優」部門。2022年2月調査で最も影響力を持つ女優は誰かを探った。

スコアは小数点第2位で四捨五入。順位は小数点第2位以下も含めて付けた
スコアは小数点第2位で四捨五入。順位は小数点第2位以下も含めて付けた

 女優部門1位は、2年連続で綾瀬はるか。1位は通算8回目となる。調査が行われた2月は主演ドラマ『元彼の遺言状』(フジ系)の放送開始前だが、主演決定が発表され期待感が高まり、1位の要因の1つになったようだ。

 今年1月にスタートしたNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で2年ぶりに連ドラ出演している新垣結衣が、昨年に続く2位。2020年以来のトップ奪回はならなかったが、21年5月以降の4回の調査期のうち21年の5月と11月には綾瀬を逆転して1位に立っていた。昨年9月から出演している「アサヒ生ビール」のCMが人気を集め、商品のヒットに大きく貢献したと言われている。これで13年以降の10年にわたって女優部門は、綾瀬と新垣が2位以内を占めており、息の長い2強時代が続いている。

 長澤まさみは昨年の6位から順位を3つ上げてトップ3入り。21年春、16年ぶりの続編となったドラマ『ドラゴン桜』に出演。今年1月には主演映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』が公開されたほか、『鎌倉殿の13人』でナレーションを担当して話題に。

 昨年7位の深田恭子は、主演した『劇場版ルパンの娘』が昨年10月に公開され、5位に上昇した。

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