※日経エンタテインメント! 2022年7月号の記事を再構成

総合的なタレントとしての力を数値で表しランキング化する、日経エンタテインメント!の恒例企画が「タレントパワーランキング」だ。多くの人を引き付けている人は誰か。最近よく見るあの人はどの位置にいる? 旬の顔ぶれを見ていこう。最初に紹介するのは総合トップ100の面々だ。

 日々移り変わる競争の激しいエンタテインメント界で、より多くの人の心を捉えているのは誰か。次世代を担うスター候補にはどんな人が? 日経エンタテインメント!では、2008年から年1回「タレントパワーランキング」を発表している。株式会社アーキテクトが3カ月に1度実施している、タレントの「認知度(顔と名前を知っている)」「関心度(見たい・聴きたい・知りたい)」の調査を基に、2つのデータを掛け合わせ「タレントパワースコア」を算出、ランキング化したものだ。

 今回対象とした著名人は1280組。昨年と同様、“直近の人気度”を明確にするため、22年2月調査の数字を基にしている。

 以下の図は2022年のランキングでトップ10に入ったタレントたちの今年のスコア、そして過去のスコアの推移だ。

2022TOP10のパワースコア 過去10年を振り返ると
綾瀬はるかが初めて総合1位を取ったのが、10年前の2013年。15年以降は3位以内を維持している。この中で次に台頭したのは、現在6位のマツコ・デラックス。14年に10位に入り、16年から1位を3連覇した。その後を追ったのが新垣結衣で、16年に26位だったのが、17年には一気に2位に。それ以降、トップ5をキープしている。若い頃から活躍している女優が、新垣のように急上昇するケースはまれで、長澤まさみ、北川景子、深田恭子もそうだが、上昇と下降を繰り返すことが多い。18年に勢いを増したのがサンドウィッチマンで、前年の40位から6位に浮上した後、19年、20年とトップになった。大谷翔平は17年からTOP100に入るようになり、21年の大活躍で2位にまで急上昇。千鳥は調査対象となったのが18年で、初登場で86位。21年にはトップ10に入った
綾瀬はるかが初めて総合1位を取ったのが、10年前の2013年。15年以降は3位以内を維持している。この中で次に台頭したのは、現在6位のマツコ・デラックス。14年に10位に入り、16年から1位を3連覇した。その後を追ったのが新垣結衣で、16年に26位だったのが、17年には一気に2位に。それ以降、トップ5をキープしている。若い頃から活躍している女優が、新垣のように急上昇するケースはまれで、長澤まさみ、北川景子、深田恭子もそうだが、上昇と下降を繰り返すことが多い。18年に勢いを増したのがサンドウィッチマンで、前年の40位から6位に浮上した後、19年、20年とトップになった。大谷翔平は17年からTOP100に入るようになり、21年の大活躍で2位にまで急上昇。千鳥は調査対象となったのが18年で、初登場で86位。21年にはトップ10に入った

1位~10位 綾瀬はるかが連覇 大活躍の大谷翔平が2位

 総合1位は昨年に引き続き、綾瀬はるかが獲得した。15年以降トップ3に入り続けており、高い人気を維持している。21年1月期の『天国と地獄~サイコな2人~』では、殺人鬼の男の魂が入った別人格の演技を披露し、視聴者を圧倒した。このほか、映画『奥様は、取り扱い注意』が3月に公開。作品数は少なかったが、ユニクロやパナソニックなどの多種のCM出演があり、メディアで常に目にする存在だった。

 2位は、米メジャーリーグ(MLB)ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平。打者で46本塁打、投手で9勝156奪三振を記録し、リーグ最優秀選手(MVP)を受賞。世界を沸かせた活躍で、スコアが一気に上昇した。

 サンドウィッチマンは、昨年と変わらず3位。21年は、4月からアンタッチャブルとネタを深掘りする『お笑い実力刃(現在は『証言者バラエティ アンタウォッチマン!)』(テレ朝系)がスタート。プロの目線での分析トークが、お笑い好きに刺さっている。個人では、伊達みきおが4位、富澤たけしが11位に入った。

 5位は新垣結衣で、相変わらずの支持の高さ。21年5月に、星野源と結婚予定であることを公表したタイミングで、関心度が上がった。21年は作品がなかったが、22年1月からNHK大河『鎌倉殿の13人』に出演。また、88年生まれの新垣と同世代になる、87年生まれの長澤まさみが7位、86年生まれの北川景子が8位につけた。長澤は、9月公開の映画『マスカレード・ナイト』が興行収入36億円のヒット、北川は4月期の『リコカツ』が、TVer再生回数で歴代1位(当時)に。

 6位は昨年と変わらず、マツコ・デラックス。21年は4月から新番組『週刊さんまとマツコ』(TBS系)が始まった。9位には、すっかり国民的芸人になった千鳥がランクイン。深田恭子は、21年5月に一時活動を休止したが、支持率に影響はなく、10位に入った。

11位~30位 水卜麻美アナが大躍進、戸田恵梨香は29位に

 11位から30位では、日本テレビアナウンサーの水卜麻美が60位から12位へとジャンプアップ。21年3月に、『スッキリ』から『ZIP!』の総合司会へと担当が変わったことが影響していそうだ。スポーツの分野では、今年2月の北京五輪のタイミングでスコアが伸びた、羽生結弦が18位に入った。

 芸人では、千鳥の大悟が66位から25位へと上昇した。属性別に見ると、10代の男女で芸人部門1位、20代女性ではジャンルを超えて1位になっており、特に若い層に人気だ。相方のノブ(17位)がソロでのレギュラーが多数あるのに対し、大悟はコンビの仕事が中心だが、12月28日に冠特番『ヤギと大悟』が誕生。ヤギと一緒に、雑草で困っている家をアポなし訪問して、雑草掃除のお手伝いをするという内容で、22年1月度のギャラクシー賞月間賞に選ばれた。

 女優では、戸田恵梨香が65位から29位にアップ。21年1月期の『俺の家の話』、7月期の『ハコヅメ~たたかう! 交番女子~』と、ドラマ好きから評価の高い2作に出演した。『ハコヅメ』は、永野芽郁とダブル主演した作品。交番勤務の実情がコミカルかつリアルに描かれ、戸田はペアを組む永野ふんする新人を指導する、元エース刑事を的確なテンションで演じた。

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