
- 全5回
内田和成の緊急提言
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- 第1回
- 2022.07.12
日本でイノベーションが起きない「根本的な誤解」 内田氏が警鐘 ボストン コンサルティング グループ日本代表を務め、早稲田大学ビジネススクール教授を務めた内田和成氏が、2022年3月に退任した。本連載では緊急提言として「イノベーションの新しい解釈と日本企業への処方箋」を提案する。第1回は電動立ち乗り二輪車の「セグウェイ」の失敗とオンライン会議ツール「Zoom」の成功から「イノベーションの定義」を再考する。 -
- 第2回
- 2022.12.06
顧客行動を変える3つの要因 イノベーションを構造化した三角形 イノベーションとは技術革新そのものではなく、「新しい価値によって顧客の行動を変えること」であると、第1回で再定義した。では、顧客の行動は何によって変わるのか。今回は「技術革新」「社会構造」「心理変化」という顧客の行動変容を起こす3つの要因を基に、「イノベーションのトライアングル」として構造化した。 -
- 第3回
- 2023.02.01
マーケの基本が学べる実例 なぜ日本人がNYでいちごをつくるのか 果物の「いちご」で農業に革命を起こそうとしているベンチャー企業がある。米国ニューヨークを拠点に展開するオイシイファームだ。オイシイファームは日本人起業家の古賀大貴氏が2016年に起業し、植物工場で高級いちごブランド「Oishii Berry」を展開する。同社の工場は日本の先端技術が生かされている。なぜ、米国での起業を選んだのか。 -
- 第4回
- 2023.05.22
業界の共通課題を好機に変えた建設ベンチャー 常識を覆す思考法 人手不足が顕著な建設業界において、労働時間が長時間化しがちな現場監督の業務を可視化し、ノンコア業務を請け負うサービスを提供することで、業界構造に大きな変革をもたらす。建設業界の課題解決を目指すベンチャー企業のKMユナイテッド(京都市)が開発したサービスが、徐々に成果を上げている。長年、業界が抱えていた課題に風穴を開けるサービスは、どのように開発されたのだろうか。