
- 全4回
キャッシュレス決済は本当に普及するのか
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- 第1回
- 2022.07.12
決済比率30%超 普及の加速を目指す公取委や経産省は何を狙う? 経済産業省の発表によれば、決済全体に占めるキャッシュレス決済の比率は2021年に30%を超え、32.5%となった。この流れを加速させ、キャッシュレス決済を日本の隅々にまで普及させるには何が必要なのか。公正取引委員会や経産省の取り組みを追った。 -
- 第2回
- 2022.07.14
Visaのタッチ決済 2025年をめどに公共交通機関への導入を強化 カード国際ブランドの1つである米ビザ(Visa)傘下の日本法人ビザ・ワールドワイド・ジャパン(東京・千代田)が、「Visaのタッチ決済」の普及に力を入れている。特に注力しているのが、有力アクワイアラー(加盟店と加盟店契約を締結するクレジットカード会社)の1社である三井住友カードなどとタッグを組んで目指す「公共交通機関への導入」だ。Visaのタッチ決済はビザの思惑通りに普及するのか。その取り組みを追った。 -
- 第3回
- 2022.07.20
三井住友、Atome…新規参入続々、BNPLは日本で成長し続けるか? 世界でも日本でも市場が成長していることで、このところ注目されているBNPL(後払い決済)サービス。おかげで、日本では新規参入が相次ぐ一方、欧米では当局が規制をかける可能性が取り沙汰されている。BNPLが日本でキャッシュレス決済を普及させる突破口になり得るのか、検証した。 -
- 第4回
- 2022.07.25
硬貨を紙幣に両替する“逆”両替機「コインスター」は普及するか? キャッシュレス決済の普及が進むのはいいが、たまった硬貨をどうすればよいか──。こんな悩みを持つ消費者は、高齢者を中心に実は少なくない。これまでは銀行や郵便局に持ち込めばよかったが手数料が必要になった。そこで注目を浴びているのが、米コインスターが提供する硬貨“逆”両替機「コインスター・マシン」だ。西日本に店舗を展開するスーパーチェーンのイズミでの実例と合わせ、コインスターの持つ可能性と、キャッシュレス決済普及を後押しできるかを追った。