徹底分析 ダイソー大解剖 第2回

2021年10月、大創産業(広島県東広島市)の公式ECサイト「DAISOネットストア(ダイソーネットストア)」がスタートした。以前からウェブサイトの申込フォームによる大量注文や、まとめ買い専用の「DAISOオンラインショップ」はあったが、ダイソーネットストアでは4万点の商品の中から“1個単位”で注文ができる。“100均”のオンライン販売でビジネスは成り立つのか。その仕組みに迫った。

約4万点の商品が自宅で買えるDAISOネットストア
約4万点の商品が自宅で買えるダイソーネットストア

 ダイソーネットストアは、ダイソーが提供する約4万点のラインアップの中から好きな商品を1個単位で選んで購入できるECサイトだ。利用方法は簡単で、最初に名前とメールアドレス、パスワードを入力して会員登録をする。その後、ECサイト内で欲しい商品を選び、配送先やクレジットカード情報を入力して注文は完了。注文から3~6日後に商品が届く仕組みになっている。

商品の発送は地域の大型店を活用

 実際に届くまでどれくらいかかるのか、筆者が試しに利用してみた。注文に当たっては、知っておくべき条件がいくつかある。まず、1回の注文では合計金額1650円(税込み)以上の購入が必要であり、配送料が770円(税込み、北海道・沖縄県以外、離島除く)かかることだ。また、合計金額が1万1000円(税込み)以上になれば沖縄と離島以外の地域で配送は無料となる。その条件を踏まえ、筆者は、店頭では持ち帰りづらい、やや大きめの商品となる折り畳みテーブルに加え、趣味のキャンプで使えそうなメスティン(アルミ製の飯ごう)、まな板シートなど、110円~1100円の商品を7点、合計金額2200円分を注文した。ダイソーの店舗は品数が多く、商品を探す際に手間取ることもあるが、ECサイトは検索機能があり、欲しいものが決まっているときは有用だ。

 商品が到着したのは4日後だ。ダイソーのロゴがある段ボール箱に、緩衝材と共に商品が入った状態で届いた。梱包は丁寧で、商品の状態も問題ない。Amazonなどで注文すると翌日届くのに慣れている筆者にとっては少し到着までに時間がかかる印象を持ったが、それでも、家に居ながらにして大量の商品の中から好きなものを選ぶことができ、店舗から持ち帰るのが面倒な比較的大きな商品が自宅で待っていれば届くことには、便利さを実感した。

自宅に届いたダイソーの商品。店舗から持ち帰るのが面倒なテーブルなどが配送されるのは嬉しい
自宅に届いたダイソーの商品。店舗から持ち帰るのが面倒なテーブルなどが配送されるのはうれしい

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