
- 全5回
メタバース未来戦略 識者はこう見る
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- 第1回
- 2022.06.13
メタバースは「セカンドライフ」の二の舞になる? 識者が対談 2000年代に世界的な注目を集めた「Second Life(セカンドライフ)」。「早すぎた」「失敗した」といった評価が目立つ一方で、22年現在でもサービスは継続されている。かつてのブームと現在のメタバースは何が共通しているのか、あるいは何が異なるのか。当時を詳しく知る杉山知之氏(デジタルハリウッド大学学長)と、渡邊信彦氏(Psychic VR Lab取締役COO)の対談をお届けする。(聞き手はyunoLv3、久保田 瞬) -
- 第2回
- 2022.06.14
メタバースの真価は「偶然の出会い」にあり 三宅陽一郎氏の視点 メタバースとゲーム産業の親和性は高い。ベースの技術から、仮想空間にダイブした人たちを楽しませる仕掛けまで、知見の宝庫と言える。ゲームAI(人工知能)開発のトップランナーとして知られる三宅陽一郎氏は、メタバースにどのような可能性を感じているのか。(聞き手は、『メタバース未来戦略』(日経BP)著者の久保田瞬、石村尚也) -
- 第3回
- 2022.06.15
ビームスはメタバース時代の「百貨店」になる? 生接客に手応え メタバースでの商品販売「メタコマース」にいち早く取り組むセレクトショップ大手のビームス(東京・渋谷)。世界最大級のVR(仮想現実)イベント「バーチャルマーケット」への参加はすでに3回を数え、店舗スタッフがアバターとなって“生接客”するなど、知見をためている。メタバース時代をどう勝ち残ろうとしているのか。(聞き手は、『メタバース未来戦略』共著者の石村尚也) -
- 第4回
- 2022.06.16
KDDI「#ギガ活」の仰天構想 メタバース経済圏の切り札になる? 新型コロナウイルス禍の2020年5月からバーチャル空間サービス「cluster(クラスター)」で始まった「バーチャル渋谷」。22年2月からは「バーチャル大阪」の本格展開を始めるなど、XR(仮想現実・拡張現実などの総称)やメタバースの取り組みで先行するKDDI。同社も所属する「バーチャルシティコンソーシアム」を通じて、22年4月には商業ベースの都市連動型メタバースを想定した「バーチャルシティガイドライン ver.1」も公開した。通信会社が描くメタバースの現在と未来とは。(聞き手は、『メタバース未来戦略』著者の石村尚也、久保田瞬) -
- 第5回
- 2022.06.17
国交省の3D都市モデル「プラトー」の衝撃 メタバースもけん引 2020年12月に国土交通省が発表した「Project PLATEAU(プラトー)」。現実の都市空間を再現した3D都市モデルのオープンデータ化プロジェクトで、都市連動型メタバースとも親和性が高い領域だ。官民でユースケースの創出が進んでおり、さまざまなコンテンツやメタバースと3D都市モデルを組み合わせた試みは、日本が先行しているという。(聞き手は、『メタバース未来戦略』著者の久保田 瞬、石村尚也)