2022年6月3日発売の「日経トレンディ2022年7月号」 ▼Amazonで購入する では、「逆境に勝つマネー術」を特集。買い物する機会の多いECサイトは、できるだけお得に利用したい。楽天市場の特長は「スーパーポイントアッププログラム」(SPU)。多種多様のセールやイベントを重ね取りし、大型のセール日に買い物を集中させたい。Yahoo!ショッピングで得するカギは、年会費無料のPayPayカードでの決済にある。

※日経トレンディ2022年7月号より。詳しくは本誌参照

楽天市場(左)の特長は「スーパーポイントアッププログラム」(SPU)にある。「Yahoo!ショッピング」では、PayPayカード(右)で決済するのが基本だ
楽天市場(左)の特長は「スーパーポイントアッププログラム」(SPU)にある。「Yahoo!ショッピング」では、PayPayカード(右)で決済するのが基本だ
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 楽天市場の特徴は、楽天グループの様々なサービスを利用するほど還元率が上がる「スーパーポイントアッププログラム」(SPU)にある。2022年5月時点では、すべてを利用すれば還元率は最大14%。楽天カードや楽天銀行など、無料で利用できるサービスを契約するだけでも、簡単に5%前後の還元率になる。「2016年にSPUが始まったころは最大7%程度だった。それに比べればコスト無しで5%前後、最大14%は高く、他の経済圏より強いとは言える」(ポイ探の菊地崇仁氏)

 注意したいのは、還元対象のサービスの内容が日々変化しており、定期的にチェックしないと知らないうちに“損”をするケースがあること。例えば、6月までは楽天カードの引き落としを楽天銀行に設定しているだけでプラス1%だったが、22年7月からは、給与振込口座に設定していない場合は0.5%に下がる。また、1GB未満のデータ通信量だったら無料でSPUをプラス1%にできた楽天モバイルも、22年7月からは月額1078円になる。ただし、9月まではキャンペーンのポイント還元などで実質無料が維持される。契約中は楽天市場での還元率が+2%(SPUが+1%、キャンペーンで+1%)になるので、期間限定で入るのも手だ。

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イベントは2つ以上重ねる

 楽天市場のもう一つの特徴は、多種多様のセールやイベントを“重ね取り”できること。一見分かりにくいが、まずは「お買い物マラソン」「楽天スーパーSALE」のように、不定期に数日間実施される大型のセール日に買い物を集中させるのがよい。

 これらのセールの多くには「ショップ買いまわり」という仕組みが導入されている。これは、複数の店舗で税込み1000円以上の買い物をしたとき、その店舗数が多いほど還元率が上がるという制度だ。最大10店舗で買い物をすれば還元率はプラス9%にもなる。還元率を効率よく上げるためには、「3900円以上で送料無料になるショップの生活必需品を『お気に入り』に入れておくと、買い回りの還元率を上げるのに役立つ。他に『楽天ふるさと納税』もお薦め」(節約アドバイザーの丸山晴美氏)といった戦略がある。

 お買い物マラソンなどのセールは、通常1週間程度開催される。その中でベストは「5と0の日」との併用だ。これは、毎月5日、10日、15日、20日、25日、30日にポイントが+2%になるというイベント。セール期間中の対象日に買い物を集中するのが鉄則で、運よくその日が楽天イーグルスやヴィッセル神戸の勝利翌日なら、還元率はさらにアップする。すべてのセールは期間中にウェブサイト上で「エントリー」の操作が必要だ。

 一方、頻度は高くないが「超ポイントバック祭」「楽天イーグルス感謝祭」という、セール期間中の購入金額によって還元率がアップするセールもある。超ポイントバック祭の場合、7万円以上購入すると最大で+6%になる。最大還元率は「ショップ買いまわり」に及ばないが、高額商品を購入したいときには適したセールだ。こちらもできるだけ5と0の日を狙いたい。

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