
インターブランドジャパン(東京・渋谷)が運営するC Spaceが実施している「顧客体験価値(CX)ランキング2022」を深掘りしていく本特集。第1回のランキング発表と解説に続き、第2回の今回は、前回1位の星野リゾートを上回り、前回の16位から1位となった「丸亀製麺」の大躍進の理由を探る。
丸亀製麺は19年に48位にランクインした後、新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言が発令された直後の20年調査では50位圏外に。21年には16位に返り咲き、22年は1位となった
丸亀製麺の顧客体験価値を「体験価値の5要素」に分解して見てみると、5要素の各項目で業界平均値を上回っていることが分かる(「体験価値の5要素」については以下の第1回記事を参照)。
▼第1回記事 顧客体験価値ランキング首位は「丸亀製麺」 体験価値の5要素が鍵その中でも特にRELEVANCE(私向けのものだと思える)、EMPATHY(私の立場で考えてくれる)、EMOTIONAL REWARDS(いい気分にさせてくれる)が比較的高くなっている。
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