
コンビニ棚“定店”観測
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- 2022.09.29
ローソンのチルド紅茶が740万本突破 100円“ワンコイン”がヒット ローソンが販売する紅茶のチルドカップ飲料が、発売5カ月で740万本を超えるヒット商品になった。「飲みきりサイズで100円」というコンセプトが、20~40代のユーザーの心をつかんだ。火が付いたきっかけは、Z世代を狙って甘さを抑えた「アールグレイ #ちょい甘」だ。 -
- 2022.07.20
謎のサントリー「ゴロチャ」 情報なし、広告なしで売る理由 事前の発売情報なし、広告もなし。一部のセブン-イレブンやスーパー、Amazonのみで突然発売されたフルーツティーが、サントリーの「GOROCHA(ゴロチャ)」だ。専用ページはあるものの、情報がほとんど出回っていないため、商品を購入するには偶然出合うしかない。あえてプロモーションをしない理由は何か。サントリーの戦略に迫った。 -
- 2022.06.28
コンビニが週替わりで投入 「ハイブリッドスイーツ」に狙いアリ パンケーキの中にプリン、マカロン生地のクロワッサンといった、定番スイーツの特徴を掛け合わせた“ハイブリッドスイーツ”がコンビニの棚に並ぶ機会が増えている。巣ごもり需要の拡大で高単価・高品質のスイーツ市場が伸長し、口コミのしやすさも相まってこの流れはしばらく続きそうだ。 -
- 2022.06.22
NewDays「スゴおに」がヒット 具がはみ出すおにぎりで女性も狙う 弁当をそのままおにぎりにするというアイデアを形にした「スゴおに」は、いまや駅ナカのコンビニ「NewDays(ニューデイズ)」の主力商品の一つだ。2022年6月に発売1周年を迎え、女性にターゲットを絞った「至福のスゴおに」もラインアップに追加。さらなる顧客層の拡大を狙う。 -
- 2022.06.01
ローソンストア100で「カヌレ」がヒット ブーム受け新規客開拓 専門店の登場や「ヌン活」(アフタヌーンティーを楽しむ活動)の後押しを受け、「カヌレ」が第2次ブームの兆しを見せる。すでに競争の激しい市場で、味とコスパを武器に後発の商品をヒットさせたのがローソンストア100だ。既存のヒットの法則を捨て、Instagramを利用する若い女性の獲得に成功した。 -
- 2022.05.18
ファミマが挑む、おむすび「150円の壁」 具材のチラ見せに活路 進化を続けるコンビニの棚からヒット商品の芽を見つけ出していく新連載。初回は発売2週間で300万食を売り上げた、ファミリーマートの「具だくさん!おむすび」シリーズを取り上げる。「ごちむすび」など一部の高価格帯を除いたコンビニ定番おにぎりには、越えてはいけない「150円の壁」があった。だが、この壁に“具材のチラ見せ”という付加価値で挑もうとしている。