2022年5月2日発売の「日経トレンディ2022年6月号」 ▼Amazonで購入する では、「2022年上半期ヒット大賞&下半期ヒット予測」を特集。エンタメでは、2021年10月の緊急事態宣言解除以降は活気を取り戻しつつあり、21年12月公開の『劇場版 呪術廻戦 0』が興行収入136億円を突破した。下半期は、22年5月公開の『シン・ウルトラマン』に期待がかかる。

※日経トレンディ2022年6月号より。詳しくは本誌参照

上半期は、『劇場版 呪術廻戦 0』(上)が興行収入136億円を突破。下半期は、『シン・ウルトラマン』(下)に期待がかかる
上半期は、『劇場版 呪術廻戦 0』(上)が興行収入136億円を突破。下半期は、『シン・ウルトラマン』(下)に期待がかかる
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 2020年以降、断続的な緊急事態宣言に苦しんできた映画館だが、21年10月の解除以降は活気を取り戻しつつある。その象徴となったのが、21年12月公開の『劇場版 呪術廻戦 0』だ。『呪術廻戦』は、18年から『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の漫画。22年4月に19巻が発売され、シリーズ累計発行部数が6500万部を突破した大人気作品だ。

 劇場版は、本編の連載前に『ジャンプGIGA』に短期掲載されていた前日譚、『呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校』をベースに製作された。通称“0巻”と呼ばれるもので、呪術廻戦の本編の成り立ちが分かるストーリーとなっている。興行収入は136億円を突破し、歴代ランキングで『アナと雪の女王2』を抜く大ヒットとなった。

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 ヒットの要因は、圧倒的な映像美やダイナミックな戦闘シーンで原作ファンを裏切らなかったこと。また、映画単体でストーリーが完結しており、漫画やアニメを見ていない人でも作品を楽しめたことも、動員数をアップさせた。加えて、小冊子やビジュアルボードなど、来場者限定入場者プレゼントを第5弾まで用意。ファンのコレクター精神をくすぐり、リピーターを増やした。

東宝の「劇場版 呪術廻戦 0」
東宝の「劇場版 呪術廻戦 0」
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 ゲームでは、人気の「ポケモン」シリーズがまた新たな記録を打ち立てた。任天堂が、22年1月に全世界同時発売した『Pokémon LEGENDS アルセウス』は、初週売り上げが650万本を突破。Nintendo Switchの『ポケットモンスター』シリーズとして、初週における販売本数の最速、最多記録を更新した。

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