2022年5月2日発売の「日経トレンディ2022年6月号」 ▼Amazonで購入する では、「2022年上半期ヒット大賞&下半期ヒット予測」を特集。クルマで目立ったのは、ミニバンの“逆襲”だ。8年ぶりにフルモデルチェンジした、トヨタ「ノア」とその姉妹車「ヴォクシー」が好調だった。下半期は日産自動車と三菱自動車が共同開発する軽自動車規格の電気自動車(EV)に注目だ。
※日経トレンディ2022年6月号より。詳しくは本誌参照
トヨタ自動車の「ライズ」「ヤリスクロス」など、ここ数年は多目的スポーツ車(SUV)のヒットが続いた。一方、2022年上半期に目立ったのは、ミニバンの“逆襲”。その象徴が、22年1月に発売されたトヨタ「ノア」とその姉妹車「ヴォクシー」だ。両者とも8年ぶりのモデルチェンジで、新世代のTNGAプラットフォームを採用し、安全装備やパワーユニット、デザインなどを刷新。22年3月には2車種合計で1万4737台(登録車では5位に相当)を販売した。数万台の受注がある模様で、4月時点で注文後の工場出荷時期めどが「4カ月程度」となっている。
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自動車ライターの大音安弘氏は「2列目のシートでシートヒーターや脚を伸ばせるオットマン機能が選択できるなど、これまで上級ミニバンやSUVに見劣りしていたシートの機能に加え、車室内の装飾なども大きく向上。旅行などイベント時に3列シートが必要と考えるファミリー層を中心に、根強い支持を受けている」と分析する。
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