2022年5月2日発売の「日経トレンディ2022年6月号」 ▼Amazonで購入する では、「2022年上半期ヒット大賞&下半期ヒット予測」を特集。デジタル分野では、若い世代を中心に富士フイルム「instax mini Evo」がヒット。唯一無二の写真が撮れ、その場で手渡しできる点が支持された。下半期は、新方式の液晶テレビである「ミニLEDテレビ」が有力だ。

※日経トレンディ2022年6月号より。詳しくは本誌参照

上半期は富士フイルム「instax mini Evo」(左)がヒット。下半期は、新方式の液晶テレビである「ミニLEDテレビ」(右)が有力だ
上半期は富士フイルム「instax mini Evo」(左)がヒット。下半期は、新方式の液晶テレビである「ミニLEDテレビ」(右)が有力だ

 スマホの普及に押されて市場が縮小してきたカメラ市場。特にコンパクトカメラは厳しく、2021年の出荷台数(77万13台)は、5年前(16年、223万7134台)の約3分の1にまで減っている。そんな逆境の中で光ったのが、21年11月発売の富士フイルム「instax mini Evo」のヒットだ。

 「チェキ」の愛称で知られる同社のインスタントカメラは近年、若い世代には「唯一無二の写真が撮れて、その場で手渡しもできる」といった特徴が再評価されている。instax mini Evoは、チェキに液晶モニターなどデジタルカメラの要素を融合した最上位機種。実勢価格2万5800円(税込み)とinstaxシリーズとしては高価だが、発売直後から話題になり、「想定の2倍以上のペースで売れている」(富士フイルム)。22年1〜3月の販売金額では最も売れたカメラとなった。

「日経トレンディ2022年6月号」の購入はこちら(Amazon)

 プリントする写真が選べるので、フィルムを無駄にすることがなく、撮影時に写真に計100通りの撮影効果(エフェクト)もかけられる。チェキの利用者は若年女性が多いが、新型は男性を含む中高年層にも利用が広がった。クラシックカメラのようなデザインと、レンズ周囲のダイヤルなどを採用したアナログ的な操作感も好評だった。

富士フイルムの「instax mini Evo」
富士フイルムの「instax mini Evo」

 「4K120p」の超高画質動画が撮れる「LUMIX DC-GH6」(パナソニック)も出足が好調。個性的なカメラには、まだヒットの余地があると言えそうだ。

パナソニックの「LUMIX DC-GH6」
パナソニックの「LUMIX DC-GH6」

この記事は会員限定(無料)です。

有料会員になると全記事をお読みいただけるのはもちろん
  • ①2000以上の先進事例を探せるデータベース
  • ②未来の出来事を把握し消費を予測「未来消費カレンダー」
  • ③日経トレンディ、日経デザイン最新号もデジタルで読める
  • ④スキルアップに役立つ最新動画セミナー
ほか、使えるサービスが盛りだくさんです。<有料会員の詳細はこちら>
1
この記事をいいね!する