クラフトビールのヤッホーブルーイング(長野県軽井沢町)がサブスクリプションサービス「ひらけ!よなよな月の生活」を2021年7月に刷新した。最大の目的はビールを選ぶときに缶のアイコンで分かりやすく表示するなど、ユーザー本位の仕組み構築。その理想を実現できるかが新ツール選びの肝となった。
「定番の『よなよなエール』は2本にしよう。鮮烈な苦みの『インドの青鬼』は4本、レモンのような香りの『僕ビール君ビール』も4本だ……他も選んで、あと6本か。何にしようかな」
あれもこれも飲んでみたいというビール好きにとって、ちょっと楽しい悩みの時間を毎回提供してくれるサブスクが、ヤッホーブルーイング(以下、ヤッホー)の公式通販サイト「よなよなの里」が提供する「ひらけ!よなよな月の生活」だ。ECサイト上で、毎月あるいは隔月で届く1ケース分(24本か48本)の商品の種類を1本単位で選べる。製品の種類と数を選ぶと、空きスペースを缶のアイコンが埋めていくという分かりやすい演出で、「あと6本」などと残り本数を表示する。
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