
「日経MJ」消費テック面から
-
- 2022.07.07
サイネージで「買う瞬間」にアプローチ AIレコメンドに商機あり 商品の値上げが相次ぐ小売業界で、店舗のデジタルサイネージ(電子看板)を活用する動きが活発だ。人工知能(AI)を駆使し、来店者の好みや行動解析によって表示する広告を変え、購入の最後の一押しとなっている。小売店やメーカーは価格だけではない商品の価値で消費者をひき付ける。 -
- 2022.05.10
オフピーク誘導、撮影「入場券」……鉄道ポイント、サービス連結 鉄道各社がポイントサービスを活用した顧客の囲い込みに動いている。JR東日本は買い物や鉄道で利用できるほか、電車の撮影会などポイントが使える体験型サービスを増やす。平日朝の時間帯の混雑緩和に向けたポイント付与も実施。私鉄もポイントメニューを拡充している。新型コロナウイルスで鉄道利用が落ち込むなか、ポイントの付加価値を高める狙いだ。 -
- 2022.03.28
まるで「マインクラフト」 メタバース自在に構築、販売機能も追加へ 仮想空間「メタバース」のプラットフォームを運営するクラスター(東京・品川)が、利用者の拡大に注力する。専門知識がなくても個人が仮想空間を手軽に作成できるサービスを始めたほか、2022年春にもメタバース上で使えるアイテムの販売機能を本格的に採り入れる。メタバース経済圏の確立を目指す同社にとって一歩前進することになる。 -
- 2022.01.14
小売店でデジタルサイネージ設置拡大 AIカメラで広告効果も可視化 コロナ禍で電子商取引(EC)市場が急成長を見せ、リアル店舗の価値が改めて問われている。そんななか、店舗のデジタル化の一手として導入が広がっているのが、サイネージ(電子看板)だ。AI(人工知能)カメラと連動して顧客データを蓄積、効果的な販促につなげる取り組みが始まっている。 -
- 2022.01.13
Re店舗「集う理由」をつくれ 店は体験の場、接客はデジタルに リアルの店舗の価値とは何か、再び考えるときがやってきている。コロナ下でネット通販の利用はさらに増え、これまでのように単純に商品を並べて売るだけの店に、消費者はもはや魅力を感じなくなってきた。新たな時代では「モノ」に加えて「すること」「感じること」の提供が求められている。リアル・デジタルの双方の力を生かした接客力も重要だ。