Z世代を中心に、総フォロワー87万人を超える女性向けメディア、Sucle(シュクレ)。運営するFinT(東京・目黒)のSucle編集部では、毎週Instagram上で起きているトレンドや、自社で投稿した記事に関しての分析を行い、社内でリポートとして共有している。本連載は、その社内向けのリポートを再編集し、InstagramにおけるZ世代のトレンドや受ける投稿の傾向について、Sucle編集部のZ世代自らが届ける。連載第1回は、Instagramで見るべき指標について、Sucle編集部の三浦玲央奈さんがリポート。

Z世代を中心に総フォロワー87万人を超える女性向けメディア、Sucle(シュクレ)。その編集部のZ世代部員たち(左写真)がZ世代のトレンドを分析する。今回は編集部の三浦玲央奈さん(右写真)がリポート
Z世代を中心に総フォロワー87万人を超える女性向けメディア、Sucle(シュクレ)。その編集部のZ世代部員たち(左写真)がZ世代のトレンドを分析する。今回は編集部の三浦玲央奈さん(右写真)がリポート
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 Sucleは10代後半から20代前半のZ世代を中心に、ファッションやグルメなど最新の「かわいい」トレンドを発信しているメディアアカウントです。ジャンルごとに複数のアカウントがありますが、2022年4月時点での総フォロワーは87万人を突破しました。

 この連載では、Sucleの投稿への反応やSNS上のトレンドを分析し、お届けしていこうと思います。その初回でまずお伝えしておきたいのが、Instagramのトレンドや運用でチェックすべき指標についてです。

 私たちが運用において普段重視しているのが、「保存数」です。連載第1回では、Z世代に保存される投稿づくりをテーマに話を進めていきます。

Instagramではなぜ「保存数」が重要なのか

 若者を中心に、特にファッションや家具などビジュアルが購入の大きな要素になるものは、ウェブサイトで検索する前に、あらかじめInstagramで画像検索をして検討する流れになってきています。それに合わせて、購入を検討する際に活用されるのが、「保存」という行為です。

 Z世代では、商品の購入前にInstagram上で投稿されている口コミを確認し、気になったものをすぐに保存する傾向があります。そのため、保存数が多い投稿は、実際の行動喚起を促している可能性が高く、Instagramにおける保存数は消費活動との相関を見る1つの評価軸となっています。Sucleの運用においても、この保存数をしっかりウオッチしています。

 また、FinTで運用支援をしている企業のアカウントでは、この保存から購買までの一連のサイクルを「4Sモデル」と名付け、保存数を指標とする運用をしているものもあります。

FinTが考える「4Sモデル」
FinTが考える「4Sモデル」
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保存数重視の傾向からコンテンツの見せ方も変化

 19年から現在にかけて、SNSの活用方法には大きな変化が起きています。主な理由は以下の2つです。