
地方発ヒット
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- 第12回
- 2023.06.07
大分発「着物シェア」が話題 タンスの肥やしが資産に 着る機会がなかなか訪れず、タンスの肥やしとなってしまいがちな着物。これを救うサービスとして、大分発の「KIMONO CLOSET」が話題だ。着物に適切なメンテナンスを施しつつ、預かった着物を管理し、所有者の許可を得たものについては貸し出しも行う。なぜこのようなシェアリングサービスを思い付いたのか、「着物サブスク」など今後の目標についても聞いた。 -
- 第11回
- 2023.05.12
ボルボをあえて「ドレスダウン」 大阪の中古車販売店が納車1年待ち 全国から注文が相次ぎ、納車1年待ちとなっている中古車販売店がある。オーナーが1人で手掛けるオンザスリー(大阪市)だ。人気の裏側を探ると、高級輸入車をあえてやぼったくドレスダウンする新たなトレンドが見えてきた。 -
- 第10回
- 2023.03.24
京都発、1日2000本売れる 「白いコーン」の絶妙ブランディング 創業から僅か4年の農業法人・ロックファーム京都(京都府久御山町)による白いとうもろこし「京都舞コーン」が、“幻の野菜”といえるほどのヒットを飛ばしている。その裏側には従来の農業のイメージを覆す戦略と、拡散力の高いプロモーション施策があった。 -
- 第9回
- 2023.03.13
愛媛発「今治のホコリ」が大ヒット 100%廃棄物が爆売れ商品に 今治タオルで有名な愛媛県今治市の染色メーカーが、異業界で話題となりヒットを飛ばしている。タオルの染色時に生じる綿ぼこりを着火剤として商品化し、キャンプ好きの心をつかんだのだ。廃棄物を生かすアイデアがどう生まれたのかなど、ヒットの要因を聞いた。 -
- 第8回
- 2023.02.13
佐賀の“日本一面白いスーパー”がTikTokでファン獲得 250万回再生も 苦境に立たされるローカルスーパーも多い中、佐賀県の「ファインズたけだ」はTikTokなどあらゆるSNSを駆使し、集客に成功している。“日本一面白いスーパー”のキャッチフレーズを掲げる同店が、なぜ動画配信を始めたのか、その狙いと戦略に迫った。 -
- 第7回
- 2023.01.18
本を貸す人がお金を払う?「誰でも司書」の私設図書館が全国に拡大 公園や市民会館などと並び、公共施設の代表格とされる図書館。今、一般人が一つの本棚を有償で借り、自分の本を無料で貸し出す「一箱本棚オーナー制」の私設図書館が全国各地で増えている。一切行政の手を借りず、一箱本棚オーナーの月額利用料だけで黒字運営に成功しているといい、その秘密に迫った。 -
- 第6回
- 2022.10.13
福岡発・魚のサブスクがヒット 廃棄前提の「未利用魚」を重宝? 市場にあまり出回らず、大半が廃棄されてしまうという「未利用魚」を活用して、旬の魚のミールパックを毎月届けるサブスクリプションサービス「フィシュル」が注目を集めている。どのようにこのビジネスモデルにたどり着いたのか、運営会社のベンナーズ(福岡市)に話を聞いた。 -
- 第5回
- 2022.09.02
熊野古道が国内客誘致へ インバウンド頼みからどう脱却? 世界遺産・熊野古道沿いに、同じブランド名を冠した2つの宿泊施設が開業している。当初、インバウンド(訪日外国人)客の激増による宿不足を解消するため立案されたというが、新型コロナウイルス禍で状況が一変。海外からではなく、国内の観光客を呼び込むべく“リトリート”をコンセプトに掲げ、成功に至った理由を聞いた。 -
- 第4回
- 2022.07.15
「もふもふマスク」が2万枚 岩手発ヒット、猫用の爪切り補助具 新型コロナウイルス禍で猫を飼う家庭が増える中、猫の爪切りの負担を減らす“マスク”が累計販売数2万枚を超えるヒットを記録。販売する岩手県の企業を取材し、猫用品専用ブランドというジャンルで成功した秘密に迫った。 -
- 第3回
- 2022.07.08
北海道での“保育園留学”に都心から応募者殺到 過疎地に集客 人口僅か約3500人の過疎の町・北海道厚沢部町が、にわかに注目を集めている。内閣府の一時預かり事業を生かし、2021年11月に開始した「保育園留学」のサービスに、「我が子を参加させたい」と都心部から応募者が殺到しているのだ。そこでサービスの運営会社、自治体、保育士に取材し、人気の理由に迫った。 -
- 第2回
- 2022.05.13
驚きの低コスト観光特急「あをによし」 30年ぶりの運行ルート 2022年4月29日に運行開始した近畿日本鉄道の観光特急「あをによし」。大阪難波、近鉄奈良、京都間を結び、半個室タイプのシートなど豪華な内装が特徴だが、リーズナブルな料金に注目が集まっている。なぜ低コストを実現できたのか、その秘訣を聞いた。 -
- 第1回
- 2022.04.05
絶滅危惧植物「アツモリソウ」を販売? 長野県富士見町の町おこし 絶滅危惧植物に指定されるラン科の多年草「アツモリソウ」。その一種であり、かつては長野県富士見町に数多く自生していた「ホテイアツモリ」を、地域住民が力を合わせて保護再生し、ついに2021年6月、苗の販売にこぎ着けた。一風変わった町おこしの全貌を聞く。