
INSIDE REPORT
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- 2023.06.08
歌舞伎町タワー、全席プレミアム席のシネコン 誕生の経緯と今後の狙い 2023年4月、東京・新宿の歌舞伎町に開業した『東急歌舞伎町タワー』。中でも話題となっているのが、全ての座席をプレミアムシートにしたシネマコンプレックス「109シネマズプレミアム新宿」だ。前例のないシネコンが生まれた経緯とその狙いを109シネマプレミアム新宿の総支配人を務める増永直人氏に聞いた。 -
- 2023.06.06
ベストセラーを生み続ける本屋大賞 “有志の運営”貫いた20年 全国の書店員が「いま一番売りたい本」を選ぶ「本屋大賞」が20回目を迎えた。2004年に始まり、過去の大賞受賞作は大半が映像化されるなど、書籍の売り上げに大きな影響力を持つ賞として定着しているが、有志が手弁当的に運営するスタイルはスタート当初から変わらないという。第1回から関わる関係者に話を聞いた。 -
- 2023.04.25
ホロライブがリアルイベントに力を入れる理由とは? 2D・3Dキャラクターモデルを使用してYouTubeやSNSで活動するバーチャルタレント事務所であるホロライブプロダクションは3月18、19日の両日、「hololive SUPEREXPO 2023」と「hololive 4th fes. Our Bright Parade」を幕張メッセで同時開催した。 -
- 2023.04.17
ロシア侵攻を乗り越えて完成、ウクライナ発愛憎劇の制作舞台裏 ウクライナ発の愛憎劇『囚われの愛~Love in chains~』。19世紀のロシアを舞台に、領主である貴族に虐げられながらも愛と自由を求めて必死に生きる農奴の女性を描き、東欧諸国で大ヒットしたドラマだ。その続編の制作中にロシアからウクライナへの侵攻が始まり、撮影は一時中断するも制作陣たちの情熱と執念によって、2023年1月に4カ月遅れで完成。『続・囚われの愛~Love in chains~』と題され、日本でも6月からCSのチャンネル銀河で放送されることになった。本作の撮影はいかにして続けられたのか。今作を買い付けたバイヤーの小竹晃子氏が制作舞台裏を明かしてくれた。 -
- 2023.04.04
「現場でもキュンとしてます」『クールドジ男子』監督インタビュー 4月14日から新ドラマ『クールドジ男子』が始まる。原作は累計発行部数80万超えの那多ここねによる同名マンガ。2022年10月から放送が始まったテレビアニメは、パッケージ予約数で『チェンソーマン』を抜いて堂々の1位にランクイン。そんな人気作品が、満を持しての実写版連続ドラマとして始まる。湯浅弘章監督に、作品の見どころやキャストの印象を聞いた。 -
- 2023.04.03
9年ぶり復活の「閃光ライオット」、顔出し無しでの参加もOKに TOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」(以下、「SOL」)とソニーミュージックによる10代限定の音楽フェス「閃光ライオット」が、「マイナビ 閃光ライオット2023 produced by SCHOOL OF LOCK!」として、9年ぶりに復活する。本来の参加資格は19歳までだが、今回に限り、コロナ禍の3年間に20歳を迎えた人も応募可能となっている。 -
- 2023.03.23
点在する日本の才能とIP、韓国エンタメとの連携で世界に届ける 映画、ドラマ、音楽と世界的に評価される韓国のエンタテインメント。その勢いを活用し、埋もれているコンテンツを世界に届けようという製作会社が「ミステリー・ピクチャーズ・ジャパン」(東京・港)だ。代表を務めるのは日韓両方の映画界で働いた経験を持つイ・ウンギョン氏。彼女、そして元『キネマ旬報』編集長で同社の取締役を務める掛尾良夫氏に設立の狙いを聞いた。 -
- 2023.03.22
エイベックスが花火でアジア進出 日本発の「イベントIP」戦略 2022年大みそかのシンガポール。超一流ホテルのマリーナ・ベイサンズやマーライオンなどが集まる、同国を代表する観光スポットのマリーナベイが会場となり、地元の人々や観光客など約60万人を、日本の花火が魅了した。この国を挙げてのカウントダウンイベントとなった未来型花火エンタテインメント「STAR ISLAND」を主催したのが、エイベックス・アジア。エイベックスのアジア統括会社だ。音楽やアニメの印象が強いエイベックスのアジア進出の成功を後押ししているIP(知的財産)が、日本の伝統的エンタメの「花火」だ。 -
- 2023.03.14
SME手掛けた「X Anime」 原作・歌手・声優らを全てネット募集で 新たな制作スタイルを追求した、1月期テレビアニメ『さみしいあなた』(CBCテレビ)が注目を集めている。本作は、「背筋が凍る怖い話」をテーマにした1話完結型のホラー作品で、時間はわずか5分という短編アニメ。さらに特徴的なのは、原作者、歌手、声優といった作品にまつわるクリエーターをネット上で募集した点だ。 -
- 2022.10.13
人気のライブ配信、メディアやリアルイベントとの連携が拡大 「投げ銭型」のライブ配信サービスの人気が広がっている。既存のメディアやリアルイベント、eコマースなどとも連携し、新しいビジネスモデルも築きつつある。 -
- 2022.08.19
AIが選んだ男女はうまく行くのか? TBSの恋愛ドキュメンタリー 米国の制作会社とタッグを組み、世界に向けた新たな番組フォーマットを開発する。TBSが始めたこのプロジェクトの第1弾が、出会いを求める男女が、AIが判断した“運命の人”とデートを重ねていく恋愛ドキュメンタリー『LOVE by A.I.』だ。この企画を立案した松原拓也プロデューサーにとって、海外展開を見据えた番組制作には多くの気づきがあったという。 -
- 2022.08.09
2022年上半期の注目映画 『トップガン』と『PLAN 75』の共通点 コロナ禍が始まって約2年半。世界中で製作と供給がストップしていた映画界が、少しずつだが息を吹き返してきたように感じられた2022年上半期だった。なかでも、特筆すべき2作品がある。『トップガン:マーヴェリック』と『PLAN 75』だ。 -
- 2022.07.13
阿部寛に周防監督 ディズニープラスだからできる日本発作品とは 2020年6月に日本でのサービスを開始し、昨年10月新ブランド「スター」をローンチするなど、勢いが増すディズニープラス。今後の日本発のオリジナル作品としては、閉鎖的な村社会での濃密な人間ドラマを描く“村八分”サスペンス『カンニバル』など、“ディズニーらしくない”作品をてがけることも発表されている。そこにはどんな狙いがあるのか。エグゼクティブ ディレクター、オリジナル コンテンツ担当の成田岳氏に聞いた。 -
- 2022.07.11
ディズニープラス、『ガンニバル』に見る日本オリジナルの強み 2020年6月に日本でのサービスを開始し、21年10月には新ブランド「スター」をローンチするなど、勢いが増すディズニープラス。今後は日本から世界に発信するオリジナルコンテンツにも力を入れるという。今年後半から来年にかけての戦略をエグゼクティブディレクター、オリジナルコンテンツ担当の成田岳氏に聞いた。 -
- 2022.06.14
PALOW.、米山舞が「Re\arise」7人の作品を一挙解説 ゲームやアニメ・マンガから発展し、最近は美術品としても世界的に注目されているコミックアート。その新たな可能性を提示する展示会「SSS Re\arise #1 EXHIBITION TOKYO」について、「日経エンタテインメント!」7月号の記事を大幅加筆。後編では、SSS所属のPALOW.と米山舞が各アーティストの作品を一挙解説。 -
- 2022.06.13
PALOW.、米山舞らコミックアートの実力者が仕掛ける展示会の意義 ゲームやアニメ・マンガから発展し、最近は美術品としても世界的に注目されているコミックアート。その新たな可能性を提示する「SSS Re\arise #1 EXHIBITION TOKYO」について、「日経エンタテインメント!」7月号の記事から大幅加筆。同展示会を中心となって動かすPALOW.と米山舞へのインタビューを前後編で掲載する。 -
- 2022.06.10
トップガン続編大ヒットの裏側 トム・クルーズこだわりの来日 トム・クルーズの出世作『トップガン』(1986年公開)の続編『トップガン マーヴェリック』が大ヒットしている。公開後3日間で興行収入(興収)11億5700万円をあげた。作品の評価が高く、Yahoo!映画で★4.7、Filmarksで★4.6(5月30日正午時点)。作品は早々と完成していたことから5月10日に完成披露試写会を実施。作品の評判がメディアを通して観客に広く浸透していたことも、作品への期待感を高めることにつながった。 -
- 2022.03.17
3月下旬に3局がBS新規参入 “令和新BS”の見どころは? 今年3月下旬、BSデジタル放送に3局が参入する。開局順にBSよしもと(3月21日開局)、BS松竹東急(3月26日開局)、BSJapanext(3月27日開局)の3局ともBSアンテナやケーブルテレビなどの設備があれば無料で見られる。それぞれの母体企業を生かした、個性的な番組が編成される予定だ。