「アクセスが集中して、LINE Blockchain側サーバーに負荷をかけすぎてしまった」――第3弾のシールを発売した21年12月23日、「アクセスが想定を上回った」と話すのは、スクウェア・エニックス 業務部 ジェネラル・マネージャーの畑圭輔氏だ。

(22年1月掲載の特集「NFTバブルは本物か」を細分化したものです。)

 21年10月14日に販売を開始したのがNFTのデジタルシールである「資産性ミリオンアーサー」。様々なジャンルのゲームを輩出した「ミリオンアーサー」シリーズのデジタルシールだ。「発売当初もアクセスが集中してトラブルが発生、月末に改めて販売し直しをした」と畑氏。「販売数の目標は超えており、手応えを感じている」。第1弾が3万6000枚の80%ほど、21年11月25日からの第2弾も3万6000枚の90%ほどを販売した。「第2弾のタイミングで2次流通もできるようにしたことが奏功した」と畑氏。1枚500円のカードだが、500円を割って取引されたものがある一方で、当時のLINK(LINEの暗号資産)のレートで、3万8000円程度になったものもあった。

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