テレビのコンテンツを利用してNFTのビジネスを拡大できないか――乗り出したのはテレビ朝日だ。テレビ朝日メディアプレックス(東京・港)と組んでNFT事業に本格参入することを2021年11月30日に発表した。

(22年1月掲載の特集「NFTバブルは本物か」を細分化したものです。)

 同12月16日から発売したのは第1弾の「超電磁ロボ コン・バトラーV」「宇宙大帝ゴッドシグマ」など6作品の「東映ロボットアニメ」NFTトレーディングカード。1パックにNFTトレーディングカードが5枚入ったパッケージを、10パターンで各300パック、合計3000パックを各3850円(税込み)で販売した。

 21年末にも新コンテンツを投入した。12月30日の深夜に放送されたバラエティー番組「もしアニ~もしも芸能人がアニメを作ったら~」と連動したショートアニメNFTだ。22年1月31日までの限定発売で「松丸亮吾×トキチアキ」「ヒコロヒー×可哀想に!」のそれぞれ1000個ずつ販売している。

21年12月16日から「東映ロボットアニメ」NFTトレーディングカード6作品を発売した
21年12月16日から「東映ロボットアニメ」NFTトレーディングカード6作品を発売した

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