2022年2月4日発売の「日経トレンディ2022年3月号」では「スマホ料金」を特集。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクが新プランやサブブランドで低価格の料金プランを打ち出すようになり、「格安SIM」に乗り換えるなら大手に無い特徴がある“お宝”プランを選びたい。圧倒的な安さや通話準定額サービスが付いてくるプランなど、格安SIM3大活用術を紹介する。

※日経トレンディ2022年3月号の記事の一部を掲載。詳しくは本誌を参照

 携帯電話事業者にはNTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの4社(MNO)だけではなく、「格安SIM」などを手掛ける仮想移動体通信事業者(MVNO)もある。これまでもMVNOは、大手よりも安価な料金プランを提供してきた。しかし、大手も新プランやサブブランドで低価格を打ち出すようになり、格安SIMの存在意義は以前よりも薄れてきている。今MVNOに乗り換えるなら、新プランやサブブランドに無い特徴や安さがある会社を選ばないと意味が無い。

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 まず候補となるのは、大手の小容量プランより安い格安SIMだ。LINEMOミニプランなどの3GB990円という料金が基準になる。これより割安ならば、データ容量は少なめでも極限まで安くしたい人に向いている。

 その点で、お薦めできるSIMは2つ。とにかく安さを重視するなら、HISモバイルが一つ目の候補だ。3GBを790円で利用でき、povoやLINEMOより200円も安い。安さも重視しつつ、データ容量を少しでも多く使える方がいいなら、nuroモバイルが二つ目の候補になる。990円で5GBを利用可能だ。

 変わり種としては、センターモバイルもある。Maimo ひかりの契約で毎月300ポイント、ゲームアプリのダウンロードで平均500ポイントなど、対象となる行動を取ればポイントがたまり、ためたポイントは1ポイント1円でスマホ料金の支払いに充てられる。通常は3GB1408円と一見割高に見えるが、この制度を生かせば月額利用料金を最大0円にまで割引可能だ。

 大手サブブランドの中容量プランより格安SIMがお得になるケースもある。見極める目安となるのは、UQモバイル、ワイモバイルの2つだ。両者はインターネット回線とのセット割で15GBを2090円で利用可能。これに5GBを追加するオプションを付ければ20GBを2640円で使える。

 これより割安になる候補が、まずはシンプルに基本プランの料金が安いケース。例えば、QTモバイルは20GBを1870円で使える。データ容量を追加しても安く済むのは、IIJmioとエキサイトモバイルだ。容量が足りなくなったときに、1GB220円で追加購入ができる。

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