
米国時間の2022年1月4日の「CES 2022」基調講演では、韓国サムスン電子の韓宗熙(ハン・ジョンヒ)副会長兼CEO(最高経営責任者)が登壇。昨今注目される環境問題への取り組みや、「Z世代」など若い世代向けの新製品、そしてスマートホームに関する新たな取り組みを打ち出した。
製品のライフサイクル全体で環境に配慮
ハン氏は冒頭、我々のテクノロジーに対する期待が変わりつつあると説明。昨今注目される環境保護やサステナビリティー(持続可能性)に関する取り組みの重要性が高まっているとし、同社の具体的な取り組みを説明した。
世界では同社が提供する5億台のスマートデバイスが利用可能な状態にある。それら日常に欠かすことのできないものとなっている製品の製造からパッケージング、出荷、破棄といった製品のライフサイクルを再考すると説明。多方面の対策を取ることで、同社で70万トンの炭素排出量削減を目指すとしている。
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