デジタル見本市「CES 2022」リポート 第1回

家電やデジタル技術の見本市「CES 2022」が始まった。2021年は完全オンライン開催だったが、今回は米ラスベガスのリアル会場とのハイブリッド開催。米国時間2022年1月3日から報道向けイベントでトップバッターとして講演した韓国LG電子は、家電の技術をモビリティー分野に広げていく方針を示した。

米国時間2022年1月3日に開催した報道向けプレイベント「CES Unveiled」会場の様子(撮影/根津 禎=シリコンバレー支局)
米国時間2022年1月3日に開催した報道向けプレイベント「CES Unveiled」会場の様子(撮影/根津 禎=シリコンバレー支局)
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 米ラスベガスの会場では米国時間2022年1月3日から、展示内容を報道向けに紹介するプレイベント「CES Unveiled」のほか、4日からはメーカー各社が報道向け会見や基調講演を見せている。5日からは会場でのブース展示も始まる。

 新型コロナウイルスのオミクロン株が広がったことが影響し、参加の方針を切り替える企業も続出した。中国レノボのほか、米アルファベット傘下の自動運転開発会社ウェイモはリアル会場の展示を取りやめた。米インテルは展示の規模を縮小、米Tモバイルは講演も中止した。CESの会期自体も当初は8日までの予定だったが、1日前倒しして7日までとなった。

 それでも今後のビジネス動向を展望するうえで見逃せないイベントであることは間違いない。韓国サムスン電子、米ゼネラル・モーターズ(GM)による基調講演を始め、日本企業もソニーやパナソニックが報道向けイベントを開く。モビリティー、ヘルスケア、フードテックといった技術トレンドのほか、マーケティング分野でも米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)の講演のほかリテール関連のセッションは注目だ。

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