
「顧客体験価値(CX)ランキング2021」を業界別に見てみると、食品・飲料では「サントリー」、コンビニでは「ファミリーマート」の評価が高い。回答者のコメントからは、顧客が商品力や品ぞろえ以上のものをブランドに求めていることが分かる。
まず食品・飲料カテゴリーを見てみると、トップは3位の「サントリー」。その次が9位の「味の素」で、23位の「アサヒ」、47位の「日清食品」と続く。
年代別だと、サントリーは40代で16位、50代で1位、60代以上で7位と特に中高年層が高く評価。味の素は18-29歳で24位、30代で2位、40代で27位、50代は6位、60代以上は11位と幅広い年代に支持されている。
それぞれに対するコメントを見てみると、サントリーや味の素は商品力に加え、企業のコンセプトや商品以外の取り組みに対する共感が高い評価につながっていることが分かる。
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