2021年人気記事ランキング 第1回

2021年ももうすぐ終わり。下半期は東京オリンピック・パラリンピックなど国民的話題もありました。そんな中、日経クロストレンド読者はどんなことに関心を持っていたのか。第1回は、下半期の人気記事ランキングで振り返ります。

2021年7~12月(12月は22日まで)に公開した記事を、同期間中に閲覧した人の数(ユニークブラウザー、UB)が多かった順に並べた。各記事へのリンクは本文中、または記事末尾の一覧を参照
2021年7~12月(12月は22日まで)に公開した記事を、同期間中に閲覧した人の数(ユニークブラウザー、UB)が多かった順に並べた。各記事へのリンクは本文中、または記事末尾の一覧を参照

 日経クロストレンドでは、2021年7~12月(12月は22日まで)に約1400本の記事を公開しました。それらについて、会員・非会員を問わず、同期間中に閲覧した人の数(ユニークブラウザー、UB)が多い記事を抽出、上位20本を並べたのが上の表です。

 1位は「2021年ヒット商品ランキング 日経トレンディが選んだベスト30」。5位の「2022年ヒット予測ランキング 1位は『Miles』『ANA Pocket』」と併せ、日経トレンディ編集部が毎年発表するランキング特集が上位に入りました。

 これに次ぐ2位は「乃木坂46メンバーが多数 女子アイドル注目ランキング」。こちらも毎年恒例、日経エンタテインメント!が発表する「タレントパワーランキング2021」からの記事で、10位の「広瀬すずは男性、平野紫耀は女性が支持 人気タレントは男女で激変」、11位の「10代は嵐が大好き、30代は岸優太 世代別、女性が好きなタレント」、17位の「米津玄師が初首位 星野源は? 音楽アーティスト人気ランキング」も同じ特集の記事です。

 今年や来年のヒット商品、今人気のタレントなどは、日経クロストレンドの会員以外の読者も集め、強い人気を誇ります。

スタバ、豊島屋……企業の意外性に注目

 こうした記事群の中で、消費やマーケティングを扱う媒体である日経クロストレンドらしさが表れている記事に注目してみました。すると、21年はヒット商品そのものよりも、企業の意外な取り組みを紹介した記事が上位に食い込む傾向が見えてきました。

 3位は「スタバが従業員の金髪や帽子をOKに やって分かった意外な効果」。スターバックスが、髪色や帽子といった従業員の服装に関する規定をやや緩めた、という内容です。個々の多様性を尊重することが当たり前になる中、従業員の「多様性」をどこまで認めるか。飲食業に求められる清潔感や親しみやすさとどうバランスを取るか。同社の決断の過程を聞きました。この記事は、特集「スターバックスの『挑戦』」の1本で、第2回の特集記事人気ランキングでも紹介します。

スターバックスはパートナー(従業員)のドレスコードを改定、金髪や帽子もOKに
スターバックスはパートナー(従業員)のドレスコードを改定、金髪や帽子もOKに

 4位の「鳩サブレーの豊島屋 女性に人気のグッズを本店でしか売らない理由」は、SNSなどで熱烈ファンを持つ「鳩サブレー」グッズについて、同社社長にインタビューした記事。鳩サブレー屋がグッズに熱を込める理由、すべて社長一人でやっているというグッズ開発の裏側など、思わず「へぇ~」と言ってしまうような情報がいっぱいです。

鳩サブレーはユニークなグッズが女性を中心に大人気
鳩サブレーはユニークなグッズが女性を中心に大人気

 15位は「ワコールの靴、百貨店の購買率が68%に 若者のかかと変化に着目」。ワコールというと女性向けインナーウエアのメーカーとして有名ですが、実は靴も1980年代から手掛けています。近年、若い世代にも支持を広げている同社の靴。担当者が現場の販売員から聞いた話を掘り下げ、商品開発に生かしたことが商品ラインアップやサービスの充実につながりました。

ワコールは販売員から聞いた「若い世代はかかとが小さい人が多い」という言葉から、かかとの小さい人向けの商品を拡充。足型自動計測機を導入した
ワコールは販売員から聞いた「若い世代はかかとが小さい人が多い」という言葉から、かかとの小さい人向けの商品を拡充。足型自動計測機を導入した

 16位の「アサヒ『マルエフ』が28年ぶり復刻 スーパードライに次ぐ柱に」は、アサヒがかつての人気商品「アサヒ生ビール」、通称「マルエフ」を復活させ、「スーパードライ」と並ぶ定番商品として、長期的な視点で販売していくという内容です。缶商品として28年ぶりの復活というのが、意外性を持って捉えられました。

一定よりも上の世代には懐かしい「マルエフ」が復活
一定よりも上の世代には懐かしい「マルエフ」が復活

 今は消費者の趣味嗜好が多様化し、かつ流動的に変化する時代です。いずれの企業もその変化に対応しなければなりません。一方で、変化への対応に気を取られ、自社の商品やサービスの本質的な価値を見失えば、消費者の信頼感を失うこともあり得ます。そのバランスをどう取るか。上記の記事からは、各社の姿勢がうかがえます。22年に向け、新たなチャレンジを始める担当者はぜひ読んでみてください。

【ランキングした各記事へのリンクはこちら】
【1位】2021年ヒット商品ランキング 日経トレンディが選んだベスト30
【2位】乃木坂46メンバーが多数 女子アイドル注目ランキング
【3位】スタバが従業員の金髪や帽子をOKに やって分かった意外な効果
【4位】鳩サブレーの豊島屋 女性に人気のグッズを本店でしか売らない理由
【5位】2022年ヒット予測ランキング 1位は「Miles」「ANA Pocket」
【6位】伊勢日帰りはさせない! 斬新な超巨大施設「ヴィソン」の全貌
【7位】ワークマンヒット予測2021年下半期 全部盛りのダウンが完売必至
【8位】キンプリ、TOKIOは? タレントパワーランキング、ジャニーズ編
【9位】ダブル合格者が慶応より早稲田に進学した理由 早慶の最新受験事情
【10位】広瀬すずは男性、平野紫耀は女性が支持 人気タレントは男女で激変
【11位】10代は嵐が大好き、30代は岸優太 世代別、女性が好きなタレント
【12位】コストコで次にブレイクするのはこの14商品 日本仕様も魅力大
【13位】『シン・エヴァ』が動画配信でアマゾンと組んだ理由 決定打はEC
【14位】「40代おじさん」の妻は幸せか? 夫婦間ギャップに見る危機
【15位】ワコールの靴、百貨店の購買率が68%に 若者のかかと変化に着目
【16位】アサヒ「マルエフ」が28年ぶり復刻 スーパードライに次ぐ柱に
【17位】米津玄師が初首位 星野源は? 音楽アーティスト人気ランキング
【18位】ウエルシア、ツルハ、マツキヨ…ドラッグストアお得ワザ総まくり!
【19位】さらに伸びる「半導体」関連&「アフターコロナ」の狙い目8銘柄
【20位】PayPayでしっかり得する! 残高とカード支払いを巧みに使い分け
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