1月最初の週にご用意するのは、消費とマーケティングの未来を占う「2023年予測」特集です。日経クロストレンドならではの視点で、マーケターの方に役立つ独自予測を総力特集でお届け。最終週には、22年のヒット企画だった「メルマガ」特集の第2弾をお送りします。
【1月の特集】
1月最初の特集は「2023年の消費とマーケティング」を占います。22年はリベンジ消費が期待に及ばず、「消費者はコロナ前の生活には戻らない」というニューノーマル(新常態)が現実になった1年でした。予期せぬウクライナ侵攻が勃発し、資源や物流など世界経済に大きな負のインパクトをもたらしたのも22年です。足元では物価高がじわじわと押し寄せ、消費の先行きは不透明。マーケティング界隈(かいわい)では、ステマやおとり広告など、企業の信頼を揺るがす問題も相次ぎました。
ただ、悪いニュースばかりではありません。ワールドカップでの日本代表の奮闘は明るいニュースとなって、日本全国を駆け巡りました。「Yakult1000/Y1000」のようなモンスター級のヒットも出るなど、強い付加価値を持つ商品であればまだまだ消費は掘り起こせることも分かりました。禍福(かふく)は糾(あざな)える縄の如しです。
2023年には、どんな未来が待ち受けているのか。値上げしても売れ行き好調な商品の共通点や、Z世代、シニアのトレンド分析などから、マーケティングと消費の未来を予測します。
大好評のメルマガ特集第2弾も
もう一つの目玉は、22年に大好評だった「メルマガ特集」の第2弾です。メールマーケにおける「6つの誤解」を取り上げた2月の記事は非常に多くの反響をいただきました。
▼関連記事 メールマーケ「6つの誤解」 たくさん送ったら本当に嫌われるのかそこでご紹介したのは、実はメールは、非常に“ほどよい距離感”のマーケツールであるということ。「何通も送ると嫌がられてしまうのでは?」「配信リストは多い方がいい?」などの疑問にお答えさせていただきました。
第2弾となる今回は、ありがちなメルマガの失敗について分析しつつ、KPIの考え方、読み解き方などをじっくり解説していきます。まだまだマーケティングには欠かせないツールの活用法を学んで、ビジネスにお役立ていただければ幸いです。
1月第1週(4日~)
消費&マーケ 大予測2023
ウィズコロナ生活が常態化し、物価高による生活の先行き不透明感が漂う2023年。海外ではメタやツイッターなど米ビッグテックの業績が曲がり角を迎え、IT業界に冬の時代が到来している。消費者の心理や行動はどう変化するのか。企業はどのように対応していくべきか。値上げしても好調を維持する商品やサービス、Z世代やシニアのトレンドなどから、23年の消費&マーケティング戦略を探る。
1月第3週(16日~)
Z世代に受けるショート動画の作り方
今後の消費を担う世代として注目されるZ世代。ショート動画との接触時間が長い世代でもあり、「ショート動画で知った商品やサービスに興味を持った」「実際に購入した」など、態度変容を促すきっかけにもなっている。マーケティングやPRでの活用を目指す企業は、どのようにショート動画を活用すべきか? 多くのファンを抱えている企業の事例から、Z世代に支持されるショート動画づくりの極意について解説する。
1月第3週(16日~)
マーケターのためのCES 2023キーワード
23年1月5日~8日に開催する、世界最大級の家電・技術見本市「CES 2023」。新たなマーケティング手法やビジネスの芽をクロストレンド目線で解説。マーケターが知っておくべきキーワードとしてお届けする。
1月第4週(23日~)
注目カラートレンド2023
新型コロナ禍による混乱がようやく落ち着きを見せ始めている。約3年に及ぶ厳しい行動規制が解かれ、社会の動きが活性化しようとする今、人々の行動や意識に変化が生じているはずだ。人々の意識の変化は、商品やサービスの開発と切っても切れないカラーデザインに影響する。編集部が注目した商品事例から、今、そしてこれからのカラートレンドを探る。
1月第5週(30日~)
続・SNS時代の「メルマガ」新常識
SNSや自社アプリを通じて消費者と直接つながる企業やブランドが増えている中、意外なことにメルマガの効果が再認識されていることを2022年2月の特集ではまとめた。メルマガによるコミュニケーションは、ほどよい距離感のプッシュツールとして見直されているのだ。メルマガやメールマーケティングに着目した特集の第2弾は、ありがちな失敗について分析しつつ、見るべきKPIやその読み解き方などについて深掘りする。さらに、SNS全盛時代における“メルマガ巧者”の企業の活用術にも迫る。
【1月のイベント】
2022年9月に公開した特集「『マーケの危機』今、再考すべきこと」には、大きな反響をいただきました。そこで日経クロストレンド・カレッジの新年1回目では、「2023年にマーケターが意識すべきこと」を、改めて同特集で対談いただいた、ファンベースカンパニー会長でファンベースディレクターの佐藤尚之(さとなお)さんと、電通カスタマーエクスペリエンス・クリエーティブ・センターのセンター長である並河進さんにお話いただきます。
本セミナーでは改めてお二人が考える、あるべきマーケティングの姿、生活者との向き合い方についてお話しいただきます。また、新年のスタートダッシュに向け、「2023年にマーケターが意識すべきこと」を考えていきます。
なお今回のセミナーはZoomでのオンライン配信ですが、10人限定で会場(東京・神谷町)でリアル聴講いただけます。講師に直接質問できるほか、ちょっとしたお土産もご用意しています。詳細は申込ページよりご覧ください。
【開催概要】
名称:日経クロストレンド・カレッジ【オンラインセミナー】
日時:2023年1月27日(金)19:00~20:30
会場:オンライン開催(Zoomを使ったWeb配信セミナーです)
※一部の受講者はリアルでご参加いただけます。詳細は下記よりご覧ください
価格:日経クロストレンドの有料会員およびセミナー・プラス会員は無料(追加料金なし)で受講いただけます。
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