この2年、日本の消費は売り方、買い方ともに著しい変貌を遂げました。コロナ禍3年目となる2022年、今度こそリベンジ消費は起きるのか、DXが急激に進んだ小売り業界は今後どんな進化を見せるのか。総力特集で22年の消費を予測していきます。もう1つの目玉は「アマゾン&楽天」。巨大プラットフォームである2つの経済圏と、どのように付き合っていくべきか。モール型ECマーケティングの最前線をお届けします。

【1月の特集】

 1月最初の特集は「2022年の消費」を占います。日経クロストレンドでは「アフターコロナの消費」を20年、21年に2回に渡って特集。常に消費の先を見据えてきました。この2年で、売り方、買い方ともに大きな変化が生まれています。ECがシニア世代に浸透する一方で、リアルは百貨店などが「売らない店舗」を模索。TikTok売れなどZ世代の消費行動も注目されてきました。いずれも小売りの急速なDX(デジタルトランスフォーメーション)化が支えています。

 22年の注目は、おそらく「リベンジ消費」でしょう。21年末に期待されていましたが、残念ながら不発に。旅行業界や外食業界などに干天の慈雨は降り注ぐのか、占います。加えて、コロナ禍で進化を遂げた移動販売や自動販売機などの22年を予測。「新しい買い方」を探ります。

 もう1つの注目記事は「アマゾン&楽天」特集です。と言っても、ポイントサービスなどのお得ワザではありません。大手から個人まで、誰もがECでモノを売れる時代になりました。日経クロストレンドでは21年にEC構築サービス「Shopify、BASE、STORES」を特集し、大変ご好評をいただきました。今回はアマゾン、楽天という2大巨大プラットフォームを、自社のEC戦略にどう位置づけていくのかを特集します。これらの巨大経済圏を生かしたマーケティング活用術を、ぜひビジネスにお役立てください。

 1月第1週(4日~) 

変わる消費 新しい買い方2022
 コロナ禍によって消費者の価値観は大きく変化。シニア世代がメルカリや動画配信サービスを日常的に利用したり、若い世代が価格よりもサステナブルな価値観に共感して商品を選ぶなど、新しい消費行動が生まれている。「リベンジ消費」は起こる? 移動販売や自販機など、コロナ禍で存在感を増した販売形態は消費行動をどう変える? 2022年の「新しい買い方」を探る。

デジタル見本市「CES 2022」リポート
 22年1月5日~8日に開催する、世界最大級の家電・技術見本市「CES 2022」の現地レポート。

 1月第2週(11日~) 

NFTバブルは本物か
 NFTプラットフォームが続々立ち上がり、様々な企業がその活用を模索している。NFTバブルともいえる状況だが、活用を進める現場の見方はどうなのか。コンテンツ事業者、新規参入のプラットフォーマーなどへの取材から、改めてその活用法を探る。

 1月第3週(17日~) 

千客万来! 地域一番店
 アフターコロナの生き残りからリベンジ消費を考えると、今後より重要になるのはまさに“土着化”。全国各地にある人気のスーパーマーケットや飲食店などを直撃し、地元民に愛される理由を深掘りすると、「健康志向」「あえて非効率」「エンタメ感」など、想定外のキーワードが見えてきた。知る人ぞ知る「地域一番店」から、商売やマーケティングの成功につながるヒントを探る。

 1月第4週(24日~) 

Amazon&楽天 売れるマーケ活用2022
 コロナ禍で急成長を遂げたEC市場。けん引する2大サービス、楽天市場、Amazon.co.jpは、その巨大経済圏を生かしたマーケティングプラットフォームとしての価値を高めている。自社のEC戦略の中でどのように位置付け、活用すべきか。新興のEC構築サービスであるShopifyやBASE、STORESが台頭する今だからこそ知っておきたい、楽天、Amazonのマーケ活用術を紹介する。

 1月第5週(31日~) 

パッケージデザイン調査2022
 コロナ禍の影響、SDGsへの関心の高まりなどを受け、パッケージデザインに対する消費者の感度、嗜好にも変化の兆しが。このような時代のパッケージデザインは、何がポイントになるのか。主要な商品ジャンルでライバル商品を取り上げ、消費者がどちらを支持するかを調査して、明らかにする。

【1月のイベント】

 1月最初のイベントは、今ビジネス界で注目を集めている「アート思考」についてです。論理性だけを追求しても、イノベーションは生まれません。人間が持つ創造力をアートを通じて解放し、既成概念を取り払う。「自分の軸」を起点に新たな発想を生む。このようにアート思考は大きな可能性を秘めているにもかかわらず、実際に組織に導入する具体的手法については、これまでほとんど説明されてきませんでした。

 今回のカレッジでは、マッキンゼー時代から組織変革、新規事業コンサルティングに豊富な経験を有し、その中でも早くからアートの要素を取り入れ、現在はアート思考の企業導入を中心に活動するBODAI代表・町田裕治氏が、「アート思考とは何か」から、「なぜアート思考が必要か」「どのようにビジネスに取り入れればいいのか」まで分かりやすく解説します。

 カレッジの後半は、町田氏と、アート思考を体験した2人のビジネスパーソンとのパネルディスカッションとミニワークショップ「自己紹介アート」を実践(ミニワークショップは、画用紙や絵の具などをご用意いただけるとさらにアート思考を体感いただけます)。1人は、KDDIの社内研修「経営塾ジュニア」(次世代幹部の発掘・育成研修)に参加した平田陽亮氏。もう1人は、企業のアート思考研修プログラムに携わり、自らもアート思考を経験・共感する認定NPO法人カタリバの馬込麟氏。

 「アート思考に興味はあるが、十分に理解できていない」という方々から、「アート思考に関する書籍は何度か読んだが、ビジネスにどう活用すればいいのかが分からない」という方々まで、きっと大事な手がかりを得られると思います。

 1月14日(金) 有料イベント(セミナープラス会員は無料) 

【オンラインセミナー】日経クロストレンド・カレッジ
名称:実践! 仕事に生かす「アート思考」
 アイデアを形にする感性×論理性の磨き方
日時:2022年1月14日(金)15:00~17:00
価格:5000円(税込み・セミナープラス会員は無料)
詳しくはこちら

【講演1】
論理性だけではイノベーションは生まれない
──ビジネスパーソンが持つべき柔軟性とアート思考

BODAI 代表取締役 大学院大学至善館准教授
町田裕治氏
【講演2】
パネルディスカッション:体験者が語る
アート思考の本質と取り組み方+ミニワークショップ

KDDI ソリューション事業本部 ソリューション推進本部 ソリューションプロダクト推進部 3グループ グループリーダー
平田陽亮氏
認定NPO法人カタリバ マイプロジェクト事務局
馬込麟氏
【Q&A】
町田氏、平田氏、馬込氏に加え、編集部を交えて質疑応答

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