
2021年11月4日発売の「日経トレンディ2021年12月号」では、日経クロストレンドと11月3日に発表した「2022年ヒット予測」を特集。10位に「フェムテックギア」が入った。女性が抱える課題をテクノロジーで解決することを意味するフェムテック。21年はこの市場にGUやピーチ・ジョンなどの大手企業が続々と参入し、日本のフェムテック幕開けの年となった。22年の注目分野が「更年期」。すでにホットフラッシュに備えるデバイスが登場するなど、大きな新市場が生まれそうだ。
※日経トレンディ2021年12月号の記事を再構成
【10位】フェムテックギア
女性が抱える課題をテクノロジーで解決することを意味するフェムテック。その世界市場の規模は、2025年までに5兆円に迫るといわれている。21年はついに日本でもフェムテック幕開けの年となった。22年はさらなる市場開拓が期待できそうだ。
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21年、ターニングポイントとなったのは、吸水力が高いサニタリー吸水ショーツの普及だった。フェムテック商品のECサイトを手掛けるfermataの最高執行責任者・近藤佳奈氏は「20年、スタートアップ数社が同時期に発売したことでまず話題になり、21年3月にはGUからも発売。僅か1年弱で大手企業の参入が相次いだことが、拡大につながった」と語る。
20年/スタートアップが発売
■Be-AJapan
21年/大手が続々参入
■3月/GU(上左) ■7月/ピーチ・ジョン(上右)
■8月/3COINS(下左) ■9月/ユニクロ(下右)
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