
2021年11月4日発売の「日経トレンディ2021年12月号」では、日経クロストレンドと11月3日に発表した「2022年ヒット予測」を特集。2位に「冷凍食品専門スーパー」が選ばれた。新型コロナウイルスの感染拡大で冷凍食品の需要が膨れ上がり、専門店もオープン。1300種類前後の圧倒的な品ぞろえを武器にしたり、独自の冷凍技術で品質を維持させたりする。フードロスを無くす時代の流れにも合うため、専門店の勢いは加速しそうだ。
※日経トレンディ2021年12月号の記事を再構成
【2位】冷凍食品専門スーパー
2022年、食品スーパーの歴史に新たな1ページが加わる。コロナの影響で冷凍食品の需要がかつてないほど膨れ上がり、冷凍食品専門店という新潮流が各地で生まれようとしている。
【第2回】22年ヒット予測1位は「Miles」「ANA Pocket」 移動で稼ぐ時代へ
【第3回】「冷凍食品専門スーパー」が台頭 圧巻の1300種類をそろえる店も←今回はココ
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「冷凍だから、描ける未来がある」。こう力強く掲げる新業態「みんなの業務用スーパー Lynx(リンクス)」が、21年5月末に福島県で産声を上げた。仕掛けたのは、食品スーパー約70店舗を同県などに展開するリオン・ドール コーポレーションだ。リンクス事業を担当する同社執行役員の大沼孝氏は、「冷凍食品は買って数日で消費期限切れになる心配がない。もともと、共働き家庭はまとめ買いの傾向が強く、コロナ禍の影響でさらに強まった。需要は今後もっと高まる」と見る。
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