
2021年11月4日発売の「日経トレンディ2021年12月号」では、日経クロストレンドと11月3日に発表した「2022年ヒット予測」を特集。1位に「Miles/ANA Pocket」が選ばれた。コロナ禍により制限されていた移動を促す起爆剤となるサービスで、どちらも専用アプリをスマホに入れておくだけで、日々の移動距離によって“マイル”が付与され、様々な特典と交換できる。徒歩でも電車でも「移動」が価値になる新時代がやってきた。
※日経トレンディ2021年12月号の記事を再構成
今まで当たり前にしていた「移動」そのものが価値を持つ新時代が幕を開ける――。コロナ禍により制限されていた移動を促す起爆剤となるサービスが、2021年末までに複数立ち上がるのだ。多くの人がこぞって使うであろう、22年以降の必携アプリの誕生だ。
【第2回】22年ヒット予測1位は「Miles」「ANA Pocket」 移動で稼ぐ時代へ←今回はココ
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本丸を担うのは、米コネクトIQラボが運営するアプリ「Miles(マイルズ)」。21年10月からローンチしており、アプリをスマホに入れておくだけで、日々の移動距離によって “マイル”が付与され、様々な特典(リワード)と交換できる仕組みだ。
「Miles」
使い方は実に簡単。スマホで常時GPSの取得を許可にして、“ほったらかし”でOK。ユーザーの移動距離と移動手段をAI(人工知能)が自動で判別してマイルを付与してくれる。
特典のバリエーションは様々。コンビニでコーヒーがもらえる無料チケット、映画やレンタカーの割引チケットなどもある。「今後、“マイル”の交換先として、PayPalクレジットや航空会社のマイル、さらには現金などの新しいタイプのリワードを開発していく」(コネクトIQラボ)
【マイルや特典を得る仕組み】
①移動/世界中のどこでも1マイル(1.609キロメートル)の移動に対して1マイルのポイントがたまる。徒歩やランニングの付与率が高く設定されている。
②チャレンジ/あらかじめ特典パートナーが設定した、移動手段×移動距離×移動回数をこなすことで特典がもらえる「チャレンジ」もある。
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