
- 全34回
2021年ヒット商品ベスト30
-
- 第1回
- 2021.11.03
2021年ヒット商品ランキング 日経トレンディが選んだベスト30 2021年11月4日発売の「日経トレンディ 2021年12月号」では、日経クロストレンドと11月3日に発表した「2021年ヒット商品ベスト30」を特集。毎日のように新型コロナウイルスの感染者数が報道され、人々が自粛に飽きた21年。「Z世代」が発端となり、映画やゲーム、漫画などで、新たな消費行動が開花した。外観を変えない安心感と機能の革新性を両立した製品が数多くヒットするとともに、「動画映え」しやすい、インパクトの大きな製品にも人気が集まった。激動の時代にもかかわらずヒットした30商品を紹介する。 -
- 第2回
- 2021.11.04
21年ヒット商品1位は「TikTok売れ」 動画で消費を動かす 2021年11月4日発売の「日経トレンディ2021年12月号」では、日経クロストレンドと11月3日に発表した「2021年ヒット商品ベスト30」を特集。1位に「TikTok売れ」が選ばれた。TikTokは動画で消費を動かす最強のプラットフォームへと進化を遂げ、地球を模した「プラネットグミ」(地球グミ)からBMWまであらゆる消費の起点になっている。企業はマーケティングツールとしても活用し、「インスタ映え」を超えるムーブメントになった。 -
- 第3回
- 2021.11.05
「ウマ娘」異例ヒットのなぜ アニメ&競馬ファンが熱狂 2021年11月4日発売の「日経トレンディ2021年12月号」では、日経クロストレンドと11月3日に発表した「2021年ヒット商品ベスト30」を特集。2位にクロスメディアコンテンツ「ウマ娘 プリティーダービー」が選ばれた。18年から放送されたTVアニメで人気に火がつき、21年にゲーム配信がスタートすると瞬く間に累計1000万ダウンロードを突破。アニメ・ゲームのファンと競馬ファンの両方に支持され、異例のヒットを飛ばした。 -
- 第4回
- 2021.11.08
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』100億突破のマーケ施策とは 2021年11月4日発売の「日経トレンディ2021年12月号」では、日経クロストレンドと11月3日に発表した「2021年ヒット商品ベスト30」を特集。3位に『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が選ばれた。TVシリーズ放映開始から25年の時を経て、新劇場版4部作のフィナーレを飾る作品。公開から127日間で興行収入100億円を突破し、観客動員は655万人という快挙を達成した。公開終了後もエヴァ旋風は止まらず、日本のアニメ史に残る作品となった。 -
- 第5回
- 2021.11.09
Z世代発の「昭和・平成レトロブーム」が4位 施設や音楽にも波及 2021年11月4日発売の「日経トレンディ2021年12月号」では、日経クロストレンドと11月3日に発表した「2021年ヒット商品ベスト30」を特集。4位に「昭和・平成レトロブーム」が選ばれた。ここ数年続いたレトロブームが21年に加速し、1960年代の街並みを再現した西武園ゆうえんちや80年前後にヒットしたシティポップなど、同時多発的にヒット商品・サービスが生まれた。ブームの中心にいたのは、古臭いデザインを「おしゃれ」に感じるZ世代だった。 -
- 第6回
- 2021.11.10
「ahamo/povo/LINEMO」が5位 格安プランが半年で300万契約 2021年11月4日発売の「日経トレンディ2021年12月号」では、日経クロストレンドと11月3日に発表した「2021年ヒット商品ベスト30」を特集。ランキング5位に入ったのは「ahamo/povo/LINEMO」だ。ドコモ、KDDI、ソフトバンクが一斉に開始したスマホ格安プランは、半年で合計約300万契約を獲得。楽天モバイルや大手のサブブランドも交え、スマホ料金の低廉化が一気に進んだ。 -
- 第7回
- 2021.11.11
空前のマリトッツォブームはなぜ起きたか 簡単アレンジで祭りに 2021年11月4日発売の「日経トレンディ2021年12月号」では、日経クロストレンドと11月3日に発表した「2021年ヒット商品ベスト30」を特集。6位に「マリトッツォ」がランクインした。ローマ発のシンプルスイーツが幅広い層に受け入れられた年だった。簡単にアレンジできる点がヒットにつながり、山崎製パンや大手コンビニなどが相次いで商品化。「すしトッツォ(まぐろ)」のような“魔改造”版も誕生し、消費者と業界全体がブームを楽しんだ。 -
- 第8回
- 2021.11.12
「キリン一番搾り 糖質ゼロ」が快走 ビール初心者取り込む 2021年11月4日発売の「日経トレンディ2021年12月号」では、日経クロストレンドと11月3日に発表した「2021年ヒット商品ベスト30」を特集。7位に「キリン一番搾り 糖質ゼロ」が入った。国内初となる糖質ゼロビールが1年にわたって市場を快走し、同社最速で累計2億本を達成した。ビールを飲まない層が試しに飲んで味に納得し、リピート買いしたからこその結果だった。 -
- 第9回
- 2021.11.15
BTSのベストが100万枚突破大ヒット 食品も写真集も売れた 2021年11月4日発売の「日経トレンディ2021年12月号」では、日経クロストレンドと11月3日に発表した「2021年ヒット商品ベスト30」を特集。8位にBTSが入った。13年に韓国でデビューしたアジア発のグループ。20年8月リリースの全編英語歌詞曲「Dynamite」が世界的大ヒットを飛ばし、K-POPとしてではなく、洋楽のヒット曲としてもあらゆる人がハマる“逆輸入現象”が起きた。近年の韓国ブームでは語り切れない現象だった。 -
- 第10回
- 2021.11.16
「ピッコマ」が競合をごぼう抜き 縦読み漫画アプリの定番に 2021年11月4日発売の「日経トレンディ2021年12月号」では、日経クロストレンドと11月3日に発表した「2021年ヒット商品ベスト30」を特集。ランキングの9位に「ピッコマ」が入った。「SMARTOON」と呼ばれる「縦読みフルカラー漫画」に注力する戦略が奏功し、漫画アプリとしては後発の存在ながら、コロナ禍で一気に利用者を獲得。21年は7カ月で販売金額315億円を達成した。 -
- 第11回
- 2021.11.17
取引件数5倍の「Visaのタッチ決済」が10位 カード5000万枚突破 2021年11月4日発売の「日経トレンディ2021年12月号」では、日経クロストレンドと11月3日に発表した「2021年ヒット商品ベスト30」を特集。10位に選出したのが「Visaのタッチ決済」だ。対応カードと使える店舗・サービスが共に大きく増え、利用機会が拡大。店舗で端末にタッチするだけで簡単に支払える利便性が認知されたうえ、コロナ禍での非接触ニーズにも合致して支持を広げた。月間の決済取引件数は1年で約5倍に急伸している。 -
- 第12回
- 2021.11.18
謎キャラで「カントリーマアム」大躍進 200億円突破の原動力に 2021年11月4日発売の「日経トレンディ2021年12月号」では、日経クロストレンドと11月3日に発表した「2021年ヒット商品ベスト30」を特集。11位に「カントリーマアム チョコまみれ」がランクインした。長寿ブランドのお菓子「カントリーマアム」に加わった謎キャラ「まみれさん」が若者の関心を呼び、ブランド全体の年間売上が200億円を超える原動力になった。21年10月からテレビCMも始まり、まだ販売数を伸ばしそうだ。 -
- 第13回
- 2021.11.18
21年地方発ヒット20選 大賞は数カ月待ちの“食べるバター” 2021年11月4日発売の「日経トレンディ2021年12月号」では、日経クロストレンドと11月3日に発表した「2021年ヒット商品ベスト30」を特集。地方発ヒットでは、岡山県に本社工場を構えるナショナルデパートの“食べるバター”を大賞に選出した。毎月のように新フレーバーを発売し、開発中の様子も積極的に公開。まるでクラウドファンディングのような手法がファンを引き付け、売り上げの4割をリピーターが支えている。コロナ禍であっても、全国どこからでもヒットを生み出せることを示した。 -
- 第14回
- 2021.11.19
Z世代は“海外から買う” 1900万人超が利用する「格安越境EC」 2021年11月4日発売の「日経トレンディ2021年12月号」では、日経クロストレンドと11月3日に発表した「2021年ヒット商品ベスト30」を特集。12位に「格安越境EC」がランク入りした。欲しい商品が日本になければ海外から買う――。Z世代にはそんな通販サービスが当たり前になってきている。韓国発のブランドが数多く出店する「Qoo10」の利用者は、21年に1900万人を突破。使いにくい印象をサービスの強化で払拭し、若者の支持を獲得した。 -
- 第15回
- 2021.11.19
「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」が完売続出 泡の新体験 2021年11月4日発売の「日経トレンディ2021年12月号」では、日経クロストレンドと11月3日に発表した「2021年ヒット商品ベスト30」を特集。13位に「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」が入った。蓋を開けると泡が湧き出す斬新なビール体験ができる――。容器を一工夫したアイデア商品が、ビール好きの心をつかんだ。発売直後のロケットスタートに成功し、数量限定で出荷するたびに数日で完売する状態が続いている。 -
- 第16回
- 2021.11.22
「桃鉄」の新作が300万本の特大ヒット モンハン抑えて首位 2021年11月4日発売の「日経トレンディ 2021年12月号」では、日経クロストレンドと11月3日に発表した「2021年ヒット商品ベスト30」を特集。14位に「桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~」がランク入りした。コロナ禍で自宅で遊ぶ機会が増加し、老舗タイトル「桃鉄」の新作が累計300万本以上という特大ヒット。シリーズで初めてオンライン対戦に対応し、「友人とわいわい楽しむ」という不変の遊びやすさが令和にブレイクした。 -
- 第17回
- 2021.11.22
「ファインバブルシャワーヘッド」10億円市場へ ロフトで爆売れ 2021年11月4日発売の「日経トレンディ 2021年12月号」では、日経クロストレンドと11月3日に発表した「2021年ヒット商品ベスト30」を特集。15位に「ファインバブルシャワーヘッド」を選出した。油性インクを落とす洗浄力の高さがCMで話題になり、高機能シャワーヘッドに多くの人が手を伸ばした。「ミラブルシリーズ」(サイエンス)と「ReFaシリーズ」(MTG)が市場をけん引し、21年10月には大手のLIXILも参入。今後も拡大傾向が続きそうだ。 -
- 第18回
- 2021.11.22
全国変わり種自販機6選 ケーキ、モツ肉、キムチが自販機に? 2021年11月4日発売の「日経トレンディ2021年12月号」では、日経クロストレンドと11月3日に発表した「2021年ヒット商品ベスト30」を特集。コロナ禍により、非対面で購入ができる自販機への注目度は高まる一方だ。21年、各地の街角では、ショートケーキ、花束、モツ、昆虫と、「こんなものまで売っているのか」と驚きの自販機が続々と登場した。全国各地の「売れる変わり種自販機」の裏側を聞いた。 -
- 第19回
- 2021.11.24
「くちばし型マスク」が激売れ! 快適さとファッションを両取り 2021年11月4日発売の「日経トレンディ 2021年12月号」では、日経クロストレンドと11月3日に発表した「2021年ヒット商品ベスト30」を特集。16位にランクインしたのが「くちばし型マスク」だ。着けると鳥のくちばしのように見える立体形状が特徴。機能性とファッション性を兼ね備えることで男女問わず支持を広げ、マスクの新カテゴリーを創出した。 -
- 第20回
- 2021.11.24
「米化オートミール」に大手も熱視線 消費者の工夫で市場3倍 2021年11月4日発売の「日経トレンディ 2021年12月号」では、日経クロストレンドと11月3日に発表した「2021年ヒット商品ベスト30」を特集。17位に「米化(こめか)オートミール」を選出した。電子レンジで加熱するとシリアルが“お米”になる――。消費者が生んだ「米化」と呼ばれる新しい食べ方が広がり、オートミール市場が前年比3倍弱の急拡大を見せた。この盛り上がりが食品メーカーを動かし、様々な新商品が投入されている。 -
- 第21回
- 2021.11.24
怪物級ヒットの「ケイト リップモンスター」 4カ月で100万本突破 2021年11月4日発売の「日経トレンディ 2021年12月号」では、日経クロストレンドと11月3日に発表した「2021年ヒット商品ベスト30」を特集。18位に「ケイト リップモンスター」が入った。逆風のコスメ業界で怪物級のヒットを飛ばし、約4カ月で累計出荷数100万本を突破した。リップの色名に「欲望の塊」「ラスボス」など、SNSで話題にしたくなるネーミングを採用。色が落ちにくい機能面の高さもあいまって、10~20代をより多く獲得した。 -
- 第22回
- 2021.11.25
『東京リベンジャーズ』のSNS戦略 TikTok活用し興収44億超え 2021年11月4日発売の「日経トレンディ 2021年12月号」では、日経クロストレンドと11月3日に発表した「2021年ヒット商品ベスト30」を特集。19位に『東京リベンジャーズ』がランク入りした。21年7月に公開された実写映画は興行収入44.6億円を突破。原作漫画の累計発行部数も4.4倍の伸びを見せ、「東リベ」というコンテンツ自体が注目の的となった。ヒットの裏にはYouTubeやTikTokを使った巧みなSNS戦略があった。 -
- 第23回
- 2021.11.25
2カ月で700万本 「アリエール 除菌プラス ジェル」ヒットの衝撃 2021年11月4日発売の「日経トレンディ 2021年12月号」では、日経クロストレンドと11月3日に発表した「2021年ヒット商品ベスト30」を特集。20位に「アリエール 除菌プラス ジェル」(P&Gジャパン)が入った。発売2カ月で約700万本を出荷し、衣料用液体洗剤市場で花王とのトップ争いの切り札的存在となった。液体洗剤でありながら「除菌」効果のある画期的な商品が、消費者の心つかんだ。 -
- 第24回
- 2021.11.25
最強ソファ「Yogibo」が230億円規模に成長 おうち時間のお供に 2021年11月4日発売の「日経トレンディ 2021年12月号」では、日経クロストレンドと11月3日に発表した「2021年ヒット商品ベスト30」を特集。21位に「Yogibo」を選出した。コロナ禍でおうち時間を快適に過ごしたい人が増加し、休んだり作業用のソファとして使ったりできる多様性がテレワーク時代のニーズを捉えた。日本での売上高は230億円規模まで伸長する見込みで、定番家具になりそうだ。 -
- 第25回
- 2021.11.26
完全栄養食「BASE FOOD」が1000万食を突破 ブレイクの秘密は? 2021年11月4日発売の「日経トレンディ 2021年12月号」では、日経クロストレンドと11月3日に発表した「2021年ヒット商品ベスト30」を特集。22位に「BASE FOOD」がランク入りした。1食で1日に必要な栄養素の3分の1を満たせる完全栄養食が、21年8月に累計1000万食を突破。甘系味の投入で間食として食べられるようになり、おやつと健康配慮のいいとこどりで消費者の利用機会が増えた。 -
- 第26回
- 2021.11.26
手軽で安い「丸亀うどん弁当」が定番に 半年で1300万食を突破 2021年11月4日発売の「日経トレンディ 2021年12月号」では、日経クロストレンドと11月3日に発表した「2021年ヒット商品ベスト30」を特集。23位に「丸亀うどん弁当」を選出した。コロナ禍で飲食店の多くがテイクアウトに活路を見いだした。丸亀製麺はうどんを弁当にする着想で、半年で1300万食を突破。「手軽さ」「安さ」が人気を博し、中食の新たな選択肢の一つとして消費者の心をつかんだ。 -
- 第27回
- 2021.11.26
ソニー「VLOGCAM」が独走 SNS映えする日常が撮れ高コスパ 2021年11月4日発売の「日経トレンディ 2021年12月号」では、日経クロストレンドと11月3日に発表した「2021年ヒット商品ベスト30」を特集。ランキングの24位に「VLOGCAM」(ソニー)が入った。日常を動画で撮影してSNSなどに投稿する「Vlog(ビデオブログ)」に最適化したカメラ。21年9月に発売した最新機種「ZV-E10」は、販売台数・金額のトップを独走中だ。「運動会よりもSNS映え」という需要をつかみ、想定以上のヒットとなった。 -
- 第28回
- 2021.11.29
業界初の「シームレスせんマグ」が100万本 象印がシェア拡大 2021年11月4日発売の「日経トレンディ 2021年12月号」では、日経クロストレンドと11月3日に発表した「2021年ヒット商品ベスト30」を特集。「シームレスせんマグ」(象印マホービン)が25位にランク入りした。ステンレスボトルの栓とパッキンを一体化し、「分解して洗うのが当たり前」という常識を覆した。洗い物の手間が大きく軽減され、シリーズ累計の出荷数は100万本を突破。水筒市場における象印のシェアも大きく躍進した。 -
- 第29回
- 2021.11.29
「後払い決済」が1兆円規模に 若年層が支持、EC拡大が追い風 2021年11月4日発売の「日経トレンディ 2021年12月号」では、日経クロストレンドと11月3日に発表した「2021年ヒット商品ベスト30」を特集。26位に、今買って後で払う「後払い決済」がランクインした。巣ごもり需要によるECの拡大を追い風に、後払い決済サービスが1兆円市場に拡大。手軽に使えて支出管理もしやすいことから、クレジットカードを使わない若年層や主婦層が支持。決済方法として市民権を得た。 -
- 第30回
- 2021.11.29
親子が夢中『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』 アニメ効果で350万部超 2021年11月4日発売の「日経トレンディ 2021年12月号」では、日経クロストレンドと11月3日に発表した「2021年ヒット商品ベスト30」を特集。27位に『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』を選出した。独特のネーミングやカラフルな描写が子供たちの心をつかみ、幅広い世代のキャラクターを登場させたことで親世代も引き付けている。20年9月のアニメ化で人気が加速し、シリーズ累計発行部数は350万を突破した。 -
- 第31回
- 2021.11.30
オン・オフ兼用の「テレワークスーツ」 AOKIは3万5000着超 2021年11月4日発売の「日経トレンディ 2021年12月号」では、日経クロストレンドと11月3日に発表した「2021年ヒット商品ベスト30」を特集。28位に「テレワークスーツ」が入った。柔らかい素材が使われ、家でくつろぎながら仕事ができる。一方、ビデオ会議ではスーツのように見えるため、オン・オフ兼用の仕事着として人気に火がついた。AOKIの「パジャマスーツ」が3万5000着超を売り切るなど、苦境の紳士服業界の救世主となった。 -
- 第32回
- 2021.11.30
顔が隠れる「ザージーパイ」に仰天 扱う店の割合は1年で5倍弱 2021年11月4日発売の「日経トレンディ 2021年12月号」では、日経クロストレンドと11月3日に発表した「2021年ヒット商品ベスト30」を特集。29位に「ザージーパイ」を選出した。台湾夜市のB級グルメで、大きくて薄い鶏肉の唐揚げのこと。顔が隠れるほどの大きさに誰もが見入り、SNSで拡散されたことで一気に認知された。扱う店の割合は、この1年で約4.8倍に膨れ上がり、すかいらーくホールディングスや日清フーズが商品化するまでに至った。 -
- 第33回
- 2021.11.30
8割発熱の「ワクチンフィーバー」で解熱剤が品薄 新サービスも 2021年11月4日発売の「日経トレンディ 2021年12月号」では、日経クロストレンドと11月3日に発表した「2021年ヒット商品ベスト30」を特集。30位に「ワクチンフィーバー」がランク入りした。新型コロナウイルス感染症を抑える切り札として現れたワクチンにより、接種場所を探す「新型コロナワクチンマップ」(ヤフー)などの新サービスが登場。「約8割の人が発熱」といわれた副反応に備えるため、多くの解熱鎮痛剤が品薄になった。 -
- 第34回
- 2021.12.24
21年「食品・飲料ヒット」28選 一蘭カップ麺が半年で400万食 2021年11月4日発売の「日経トレンディ2021年12月号」では、日経クロストレンドと共同で11月3日に発表した「2021年ヒット商品ベスト30」を特集。食品・菓子部門では、有名ラーメンチェーン「一蘭」のカップ麺が発売から半年で400万食を出荷。コンビニ部門では、ファミリーマートのバタービスケットサンドが3カ月間でシリーズ1500万食を販売するなど、コロナ禍においてもヒット商品が続出した。