
2021年11月4日発売の「日経トレンディ2021年12月号」では、日経クロストレンドと共同で11月3日に発表した「2021年ヒット商品ベスト30」を特集。食品・菓子部門では、有名ラーメンチェーン「一蘭」のカップ麺が発売から半年で400万食を出荷。コンビニ部門では、ファミリーマートのバタービスケットサンドが3カ月間でシリーズ1500万食を販売するなど、コロナ禍においてもヒット商品が続出した。
※日経トレンディ2021年12月号の記事を再構成
食品・菓子部門
■パパっとできるお魚おかずシリーズ(イオンリテール)
魚の骨を取り除いたうえでキューブ状に加工した冷凍食材。自宅で魚を取り入れたアレンジ料理を簡単に作れるとあって、計画比150%で売れた。サーモンやアジ、サバなど5種類をラインアップ。打ち粉をして加熱しても縮みにくいといった独自の工夫が好評だった。
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■もう包まない!混ぜ餃子の素(昭和産業)
ひき肉やキャベツ、ニラといったギョーザに使う具にでんぷんなどを混ぜ合わせたミックス粉で、お好み焼きのようにフライパンで焼く新しいギョーザのスタイルを提案。皮を使わないにもかかわらず、パリッとした焼き上がりの食感はギョーザそっくり。調理過程をSNSに投稿する人も多かった。
■一蘭 とんこつ(一蘭)
九州発で全国展開するとんこつラーメンチェーンが発売したカップ麺が、発売から半年で400万食を出荷。具材は一切入っていないが、逆にアレンジがしやすいとして、税込み490円と高い価格設定にもかかわらずヒット。
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