
2021年11月4日発売の「日経トレンディ 2021年12月号」では、日経クロストレンドと11月3日に発表した「2021年ヒット商品ベスト30」を特集。「シームレスせんマグ」(象印マホービン)が25位にランク入りした。ステンレスボトルの栓とパッキンを一体化し、「分解して洗うのが当たり前」という常識を覆した。洗い物の手間が大きく軽減され、シリーズ累計の出荷数は100万本を突破。水筒市場における象印のシェアも大きく躍進した。
※日経トレンディ2021年12月号の記事を再構成
【25位】シームレスせんマグ
保温・保冷ができる真空ステンレスボトルの蓋にあるパッキンは分解して洗うのが当たり前――。そんな常識を覆して売れたのが業界初となる、「シームレスせん」を採用した象印マホービンのステンレスマグだ。
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2020年9月に栓とパッキンが1つになったシームレスせんに対応した「SM-ZA」を発売し、半年後の21年2月にはワンタッチで蓋を開けられるタイプの「SM-WA」を追加。21年8月までの約1年間で両タイプを合わせた累計出荷数は100万本を突破した。水筒市場における象印のシェアも20%台から30%台に大きく躍進した。
■SM-ZA
■2021年2月の新商品追加で加速した
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