
2021年11月4日発売の「日経トレンディ 2021年12月号」では、日経クロストレンドと11月3日に発表した「2021年ヒット商品ベスト30」を特集。21位に「Yogibo」を選出した。コロナ禍でおうち時間を快適に過ごしたい人が増加し、休んだり作業用のソファとして使ったりできる多様性がテレワーク時代のニーズを捉えた。日本での売上高は230億円規模まで伸長する見込みで、定番家具になりそうだ。
※日経トレンディ2021年12月号の記事を再構成
【21位】Yogibo
おうち時間を快適に過ごしたいと2020年に注目されたYogibo(ヨギボー)が21年も売り上げを伸ばし、一過性で終わらない人気を証明した。日本での販売を手掛けるウェブシャークの売上高は21年7月期の168億円に対し、今期は230億円強にもなる予想。この数字はほぼYogiboの売り上げによるものだ。
Yogiboがテレワーク時代のニーズを捉えたのは、これ一つで様々なシーンに役立ったからだ。一番人気で人の体がすっぽり収まる巨大な「Yogibo Max」は、体重のかけ方によって柔軟に形状が変えられて、横になって休んだり作業用のソファとして使ったりできる。鮮やかなカラーは種類も豊富で、インテリアとしても映えた。
■Yogibo Max
■コロナ禍以降伸びが続く
【第2回】21年ヒット商品1位は「TikTok売れ」 動画で消費を動かす
【第3回】「ウマ娘 」が異例のヒット アニメ&競馬ファンが熱狂
【第4回】『シン・エヴァンゲリオン劇場版』100億突破のマーケ施策とは
【第5回】Z世代発の「昭和・平成レトロブーム」が4位 施設や音楽にも波及
【第6回】「ahamo/povo/LINEMO」が5位 格安プランが半年で300万契約
【第7回】空前のマリトッツォブームはなぜ起きたか 簡単アレンジで祭りに
【第8回】「キリン一番搾り 糖質ゼロ」が快走 ビール初心者取り込む
【第9回】BTSのベストが100万枚突破大ヒット 食品も写真集も売れた
【第10回】「ピッコマ」が競合をごぼう抜き 縦読み漫画アプリの定番に
【第11回】取引件数5倍の「Visaのタッチ決済」が10位 カード5000万枚突破
【第12回】謎キャラで「カントリーマアム」大躍進 200億円突破の原動力に
【第13回】21年地方発ヒット20選 大賞は数カ月待ちの“食べるバター”
【第14回】Z世代は“海外から買う” 1900万人超が利用する「格安越境EC」
【第15回】「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」が完売続出 泡の新体験
>>続きはこちらから
☆「日経トレンディ 2021年12月号」の購入はこちら(Amazon)
この記事は会員限定(無料)です。
- ①2000以上の先進事例を探せるデータベース
- ②未来の出来事を把握し消費を予測「未来消費カレンダー」
- ③日経トレンディ、日経デザイン最新号もデジタルで読める
- ④スキルアップに役立つ最新動画セミナー