2021年ヒット商品ベスト30 第15回

2021年11月4日発売の「日経トレンディ2021年12月号」では、日経クロストレンドと11月3日に発表した「2021年ヒット商品ベスト30」を特集。13位に「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」が入った。蓋を開けると泡が湧き出す斬新なビール体験ができる――。容器を一工夫したアイデア商品が、ビール好きの心をつかんだ。発売直後のロケットスタートに成功し、数量限定で出荷するたびに数日で完売する状態が続いている。

※日経トレンディ2021年12月号の記事を再構成

13位に「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」がランク入り
13位に「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」がランク入り

前回(第14回)はこちら

【13位】アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶

 蓋を開けるときめ細かな泡が自然に湧き出し、飲食店で提供される生ビールのようにごくごく飲める――。アサヒビールの「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」は、中身は変わらないのに、容器を一工夫するアイデアで、外食自粛を余儀なくされていたビール好きの心をつかんだ。

■アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶
コンビニ先行発売でも泡の出る様子をアピール。22年中にも年間800万ケース分が製造できる見込み
コンビニ先行発売でも泡の出る様子をアピール。22年中にも年間800万ケース分が製造できる見込み
2021年ヒット商品ベスト30
【第1回】2021年ヒット商品ランキング 日経トレンディが選んだベスト30
【第2回】21年ヒット商品1位は「TikTok売れ」 動画で消費を動かす
【第3回】「ウマ娘 」が異例のヒット アニメ&競馬ファンが熱狂
【第4回】『シン・エヴァンゲリオン劇場版』100億突破のマーケ施策とは
【第5回】Z世代発の「昭和・平成レトロブーム」が4位 施設や音楽にも波及
【第6回】「ahamo/povo/LINEMO」が5位 格安プランが半年で300万契約
【第7回】空前のマリトッツォブームはなぜ起きたか 簡単アレンジで祭りに
【第8回】「キリン一番搾り 糖質ゼロ」が快走 ビール初心者取り込む
【第9回】BTSのベストが100万枚突破大ヒット 食品も写真集も売れた
【第10回】「ピッコマ」が競合をごぼう抜き 縦読み漫画アプリの定番に
【第11回】取引件数5倍の「Visaのタッチ決済」が10位 カード5000万枚突破
【第12回】謎キャラで「カントリーマアム」大躍進 200億円突破の原動力に
【第13回】21年地方発ヒット 数カ月待ち“食べるバター”が大賞
【第14回】Z世代は“海外から買う” 1900万人超が利用する「格安越境EC」
【第15回】「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」が完売続出 泡の新体験←今回はココ
「日経トレンディ 2021年12月号」の購入はこちら(Amazon)

この記事は会員限定(無料)です。

有料会員になると全記事をお読みいただけるのはもちろん
  • ①2000以上の先進事例を探せるデータベース
  • ②未来の出来事を把握し消費を予測「未来消費カレンダー」
  • ③日経トレンディ、日経デザイン最新号もデジタルで読める
  • ④スキルアップに役立つ最新動画セミナー
ほか、使えるサービスが盛りだくさんです。<有料会員の詳細はこちら>
8
この記事をいいね!する