
- 全9回
家電革命~フードテック2021~
-
- 第1回
- 2021.11.08
「IoT家電」が巻き起こすフードテック革命 シャープは400万台突破 ネットに接続する「IoT家電」が、日本で大きな進化を遂げている。急先鋒(せんぽう)はシャープで、すでに国内400万台を突破。調理家電の利用データからユーザーの嗜好を割り出し、適切なレシピを提案することで調理体験を変え、自社ECと連携して購買体験の向上にも斬り込む。最新のIoT家電が変える食卓の風景とは? -
- 第2回
- 2021.11.08
レシピサイト&小売り連携で来店頻度35%アップ サッポロの秘策 サッポロホールディングスは、食を通して家族のコミュニケーションを高めるレシピ提案サービス「うちレピ」のβ版を2021年1月から提供開始。スーパーや家電メーカーと連携し、レシピ決めから買い物、調理、在庫管理まで、一連の料理体験をシームレスにつなぐフードテックサービスの実証実験を行っている。その成果とは? -
- 第3回
- 2021.11.10
日本初のIoT家電データ活用広告 電通「脱クッキー」の切り札に シャープは電通と共同でIoT家電の利用データをネット広告の配信に活用するなど、データを生かした新たな収益源の確保に向けた取り組みを始めている。データ利用の許諾を得た約40万台のIoT家電の利用データを使い、広告配信対象者を絞り込むことで、CTR(クリック率)が1.3倍に高まる成果も出ている。 -
- 第4回
- 2021.11.10
魔法のIoTフライパン「へスタンキュー」の衝撃 火加減まで丸投げ 「時短」「ほったらかし」を可能にするIoT調理家電が多い中、料理工程を楽しみながらも「失敗しない」「プロ並の仕上がり」という別軸の価値を提案する先端家電が日本に上陸する。米へスタンキューの火加減や加熱時間を自動制御してくれる“魔法のIoTフライパン”だ。調理体験はどう変わるのか? -
- 第5回
- 2021.11.12
パナソニックの家電×食サブスク 計画比3倍、絶好調のワケ パナソニックは、2021年6月に家電と食材を一緒に届ける新種のサブスクリプションサービス「foodable(フーダブル)」を開始した。すでに利用者は計画比の3倍を達成したという。家電メーカーである同社が、なぜ食材とセットで商品を貸し出すサービスを始めたのか? -
- 第6回
- 2021.11.12
「AIオーブン」が作る極上バウムクーヘン 老舗が職人技をデータ化 IoT家電が個人の食体験を大きく変えている中、店舗で活用される業務用家電も進化を遂げている。その1つが、1909年創業の老舗、ユーハイム(神戸市)が5年をかけて開発した世界初のバウムクーヘン専用AIオーブン「THEO(テオ)」だ。一人前になるまで10年かかるといわれるバウムクーヘンの職人が有する技を、AI(人工知能)が継承した理由とは。 -
- 第7回
- 2021.11.12
食品スーパー店内で超新鮮野菜を栽培 CO2削減、客単価もアップ 野菜売り場に隣接したガラスケース内で育った野菜がリピーターを生んでいる。インファーム・ジャパン(東京・渋谷)が手掛ける小型の水耕栽培装置(ファーミングユニット)は、環境負荷を軽減した都市部の“畑”だ。スーパーの店内約2平方メートルでの収穫量は、従来の露地栽培の約60倍に相当するという。店舗体験を変える小売り×フードテックの効果とは? -
- 第8回
- 2021.11.16
視察殺到! 最先端の「量り売り食品スーパー」、ゴミゼロに挑む 小売店のレジ袋有料化が始まって1年余り。博報堂が実施した「生活者のサステナブル購買行動調査2021」では、「エコバッグの持参」や「ゴミの分別とリサイクル」を実施していると回答した人は8割以上を占めた。環境問題やゴミ削減を意識する人が増える中、最先端の電子はかりを活用した、日本初の“ゼロ・ウェイスト・スーパー”が目指す未来とは。 -
- 第9回
- 2021.11.16
スマホで庫内が見えるオーブンも 独ミーレ、ビルトイン家電もIoT化 創業122年のドイツの高級家電メーカー、「Miele(ミーレ)」が2020年末から順次発表している最新キッチン家電シリーズ「Generation 7000」。食器洗い機やオーブンを中心に、デザイン性だけでなく利便性を向上させた世界初機能を搭載している。売れ行きが好調という新製品の開発意図に迫る。