2021年10月4日発売の「日経トレンディ 2021年11月号」では、「クレジットカード 最強の2枚」を特集。効率よくポイントやマイルをため、フライトもホテルも無料で満喫するのが、ポイントの達人・ピピノブさん。ポイントがためられるサイトを利用し、より有利なレートでマイルに交換。決済は「スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード」に集約し、マリオット系のホテル宿泊特典に交換できるポイントをためている。
※日経トレンディ2021年11月号の記事を再構成
普段から効率よくポイントやマイルをため、旅行では現金を極力使わず、ビジネス・ファーストクラスでのフライトや高級ホテルへの宿泊を満喫する。ピピノブさん(ハンドルネーム)の技は、旅行好きの手本だ。
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マイルはANA・JALとも、案件ごとの条件を達成することで、各種のポイントやマイルに交換できるポイントを得られる「モッピー」や「ハピタス」などのサイトを利用してためる。狙うのはクレジットカードの加入やFXの新規口座開設申し込みなど、時間をあまりかけずにポイントを稼げる案件だ。
「1案件1万円相当以上を基準としている。クレカの加入などは一度きりで何度も繰り返せないが、数が多く、案件が無くて困ったことは無い」(ピピノブさん)。また、初心者にはウェブで手続きが完了して手軽な新電力の契約案件がお薦めだという。
各サイトでためたポイントは、ANAマイルの場合は「ドットマネー」に集約してからTOKYU POINTを経由し、75%のレートで交換(「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」の保有が必要)。JALマイルにはモッピーやハピタスのポイントを直接交換するが、通常時は交換レートが50%なので、80%などになるマイル増量キャンペーン実施時にまとめて交換している。「ANAマイルだけだと旅行したい時期の特典航空券が取れない場合がある。JALマイルもため、どちらかで必ず取れるようにしている」(ピピノブさん)
一方、ホテルは「スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード」をメインカードに持ち、年1回のMarriott Bonvoy参加ホテルへの無料宿泊特典や、Marriott Bonvoyポイントの利用で宿泊する。年会費は3万4100円(税込み)だが、「100円利用で3ポイントがたまり、マリオット系のホテルでのカード利用時はさらに還元率が上がるので、ザクザクたまる」(ピピノブさん)。
また、Marriott BonvoyポイントはANAやJALのマイルにも交換できる。特典航空券に必要なマイルに少し足りないとき、その穴埋め用にポイントが使えるのもメリットだ。
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