2021年10月4日発売の「日経トレンディ 2021年11月号」では、「クレジットカード 最強の2枚」を特集。楽天ポイントを中心としたポイ活に励むのが、ポイントの達人・ペイさん。銀行や保険、モバイルといった生活に必要なサービスを楽天経済圏に集約し、楽天市場での還元率を高めている。特に大きな買い物をした月は楽天ビューティーや楽天ブックスを利用し、さらに上乗せも可能だ。

※日経トレンディ2021年11月号の記事を再構成

サービスを楽天経済圏に集約するポイ活の達人・ペイさん
サービスを楽天経済圏に集約するポイ活の達人・ペイさん

前回(第11回)はこちら

 楽天ポイントを主軸にポイ活に励むのは、ペイさん(ハンドルネーム)だ。「家にいることが多いので、ネットでもためやすいのが魅力」だという。対象の楽天サービスを利用することで楽天市場での還元率が最大15.5倍に高まるSPU(スーパーポイントアッププログラム)があり、ペイさんはこれを活用。基本は生活に必要なサービスを楽天経済圏に集約することで還元率をアップさせているが、それだけでも楽天ポイントを年間30万~35万円分稼いでいる。

 楽天モバイルを契約し、楽天銀行を引き落とし口座に設定した「楽天プレミアムカード」を使って楽天市場アプリで買い物。さらに同カードで楽天保険の保険料を支払い、楽天証券でポイントを使って投資信託を購入することで、楽天市場での還元率を常時8.5%上乗せしている。そこに還元率が2%高まる「5と0のつく日キャンペーン」や、10店舗以上で1回1000円以上の買い物をすることで還元率が9%高まる買い回りチャンスも生かせば、楽天市場のストアポイント1%も合わせて20%を超える還元率を実現できる。

 「洗剤やトイレットペーパーなど日用品はストック用の棚を作っていて、減ってきたらお得な日を待ってまとめ買いし、ポイントを稼いでいます」(ペイさん)

 特に大きな買い物をした月は楽天ビューティー、Rakuten Fashionアプリ、楽天ブックスのSPUも活用し、その月全体の楽天市場での還元率をさらに0.5~1%ずつ上乗せしている。「楽天ブックスでは書籍以外も購入できるので、還元率を上げるために、買いたい書籍が無い場合も日用品を買う場所として使っています」(同)

この記事は会員限定(無料)です。

有料会員になると全記事をお読みいただけるのはもちろん
  • ①2000以上の先進事例を探せるデータベース
  • ②未来の出来事を把握し消費を予測「未来消費カレンダー」
  • ③日経トレンディ、日経デザイン最新号もデジタルで読める
  • ④スキルアップに役立つ最新動画セミナー
ほか、使えるサービスが盛りだくさんです。<有料会員の詳細はこちら>
10
この記事をいいね!する