2021年10月4日発売の「日経トレンディ 2021年11月号」では、「クレジットカード 最強の2枚」を特集。有力な高還元クレカが相次いで魅力を失う中、「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード」が新たな候補として浮上した。スマホのQUICPayに設定して店舗で支払うと還元率が3%になる。22年4月まで2%が続く「Visa LINE Pay クレジットカード」と共に、必携の2枚だ。
※日経トレンディ2021年11月号の記事を再構成
高還元のクレジットカードは、この1年半弱の間に有力カードが相次いで魅力を失った。還元率1.25%の「REX CARD」は2020年6月に新規募集を終了し、同11月には「リーダーズカード」が還元率を1.257%から1%に引き下げた。
しかしそれらに代わる新たな有力候補が浮上。「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード」だ。基本還元率は0.5%と並の水準だが、スマホのQUICPayに同カードを設定して店舗で支払うと3%に跳ね上がる。
【第2回】セゾンパールが3%で“最得”奪取 2%のLINEクレカも必携←今回はココ
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【得ワザ1】QUICPayを使って還元率を3%に上げる
この優待サービスは同カードのデジタル版が20年11月に募集を開始するのと同時に、リアルカードも対象にして始まった。「デジタル版がスマホ完結型であることに合わせて、スマホ決済での利用シーンに特化した特典を企画した」(クレディセゾン)という。QUICPayが使える店舗は大手の小売りや飲食店、大型商業施設を中心に拡大しており、高還元を享受できる機会は多い。ただし、ネットでの買い物やサービス利用ではこのメリットを生かせないのが弱点だ。クレカとしては、保険が付帯しない点にも留意したい。
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