
2021年10月4日発売の「日経トレンディ 2021年11月号」では、「スタートアップ大賞2021」を特集。植物肉や代替卵などのプラントベースフードが広がり、22年はさらに身近な存在になりそうだ。火付け役は、すべての料理がプラントベースフードのカフェ「2foods」。運営するTWO(東京・渋谷)が優秀賞に選ばれた。店舗拡大や新素材の開発などを進め、植物由来食品の意識改革を目指す。
※日経トレンディ2021年11月号の記事を再構成
2020年から徐々にスーパーや一部の外食店を中心に広がってきた、植物肉や代替卵などのプラントベースフード。22年はさらに商品が拡充され、身近な存在になりそうだ。火付け役は、21年4月にオープンし、既に都内5店舗とオンラインストアを構えるカフェ「2foods(トゥーフーズ)」だ。
【第2回】音声通話アプリの「パラレル」が大賞 Z世代の“たまり場”つくる
【第3回】生活習慣を改善する“第3の治療法” 治療用アプリCureAppが普及
【第4回】植物性食品のジャンクフード!? 「2foods」が全国に広まる勝算←今回はココ
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最大の特徴は、すべての料理がプラントベースフード、植物由来の食品でできており肉や魚は使わないこと。しかもそれが全く植物性とは分からず、進んで食べたくなる“ジャンクフード”だ。例えば「まるでバターチキンカレー」は、バター不使用にもかかわらず、コクのある濃厚な味わい。バターの風味は植物油脂で再現した。チキンの代わりに入っているソイミートは、口の中で鶏肉の繊維がほどける歯応えが本物さながらという高い完成度を誇る。
【優秀賞】プラントベースフード TWO
新規性 ★★ 影響力 ★★★ 成長性 ★★
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