
2021年10月4日発売の「日経トレンディ 2021年11月号」では、「フィンテック最前線」を特集。旅の新たな必需品になりそうな存在が「外貨両替デビットカード」だ。スマホでいつでも、手数料が安く好レートで通貨を両替できる。これまでも即時に両替できるデビットカードはあったものの、英国発のフィンテック企業のRevolutとWiseが高レートを実現し、最得の地位に躍り出た。
※日経トレンディ2021年11月号の記事を再構成
コロナ禍が収まったら、久しぶりに海外旅行へ出かけたい。そう考える人にとって、新たな旅の必需品になりそうな存在が「外貨両替デビットカード」だ。スマホで24時間365日、日本円から米ドルなどへ、手数料が安く好レートで通貨を両替できる点に特徴がある。旅先では、店舗で決済したい両替済みの現地通貨を伝えればよい。
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代表格が、英国発のフィンテック企業のRevolutやWiseだ。例えば1万円を米ドルに交換するケースでは、大手両替所のトラべレックスで両替すると、88.4ドル(オンライン宅配のケース、2021年9月20日12時時点、以下同)。これに対しRevolutは90.98ドル(有料会員なら平日は手数料無料)。Wiseも90.45ドル(手数料込み)に交換できる。
このケースでは220~280円もお得になる計算だ。RevolutとWiseのどちらが有利なのかは通貨やタイミングで刻々と変わるが、いずれにしろ空港や街中の両替所より好レートになるのはほぼ間違いない。
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