色の組み合わせに迷ったときは、色合いの変化をリング状にした「色相環」も参考になる(図1)。文書を同系色でシンプルにまとめたい場合は、位置の近い色を組み合わせる。逆に、色の違いで強弱を付けたい場合は、向かい合う位置にある「補色」を選ぶとよい(図2)。

※書籍『伝わるWord資料作成術』を再構成

 ただし、文書内で「補色」の組み合わせを多用すると、落ち着きのない印象になる。また、強調の効果も薄れてしまうので気を付けよう。

色相環
色相環
図1 色相環は「赤→橙→黄→緑→青→紫」のような色合いの変化をリング状に並べたもの。日本色彩研究所が作成した「PCCS色相環」がよく使われている。色相環の中で、対角に位置する色を「補色」という。色相の差が大きいため、組み合わせるとお互いを目立たせることができる
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補色を設定するとコントラストが付く
補色を設定するとコントラストが付く
図2 何かを強調する場合や、違いをはっきりさせたいときは、補色を参考に色を設定するとよい。同系色では目立たない差が、補色なら明確になる
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