抽出した社会課題と自社のユーザー提供価値を組み合わせて問題定義を実施する

極端ユーザーマーケティングとは 感情マップで新規事業を創出

2021年10月26日
  • これまではターゲットとなる生活者ができるだけ多くなる平均的なユーザー(メインユーザー)を対象とした製品・サービス開発が主流だった(左)。しかし、この手法は限界を迎えており、むしろ数としては少ない極端ユーザーのニーズにこそより多くの新規事業の芽が隠れている(右)
  • デザイン思考の5ステップ。「問題定義」の段階で社会課題の抽出を実施する
  • ワークショップで「感情マップ」を作成している様子
  • 感情マップとは、リードユーザの行動と感情を一つのチャートにまとめたもの
  • 完成した感情マップを3つの領域に分類し、問題定義の出発点を明確にする
  • 企業が選択すべき事業領域の分類
  • リードユーザの不便を自分ごととし、共通する不便や解決に必要な価値を思考することで社会課題を抽出する
  • 抽出した社会課題と自社のユーザー提供価値を組み合わせて問題定義を実施する
  • アタックZEROの新容器。制約のある人々の生活実態から誰もが簡単に必要な洗剤量を計量できるワンハンドプッシュを開発した(右)