
実践! インクルーシブデザイン
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- 第7回
- 2022.04.06
日本を持続可能な社会に 都市離れと地方の多様性がカギを握る 独立研究者・著作家・パブリックスピーカーの山口周氏とインクルーシブデザイン・ソリューションズ(IDS、東京・江東)社長の井坂智博氏との対談後編。二人は地方の多様化がこれからの日本の社会課題の解決に欠かせないと指摘します。リモートワークなどの浸透により都市を離れる人が増え、地方に残っている価値を見直す機運が高まっている今こそが、日本を持続的な社会に変革する最大のチャンスと両者は語ります。 -
- 第6回
- 2022.03.30
テスラが成長した理由 山口周氏が語る問題を開発する企業とは? 著書『ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式』で「(事業を創造するうえでは)問題解決よりも問題発見のほうが重要になる」と提唱する独立研究者・著作家・パブリックスピーカーの山口周氏。本連載の筆者であるインクルーシブデザイン・ソリューションズ(IDS、東京・江東)社長の井坂智博氏も同様に問題定義が一番重要と主張する。新規事業を構想するときに重要な問題発見・定義のヒントをイケアやテスラの事例を交えて明らかにする。 -
- 第5回
- 2022.02.09
トイレの違和感に気づく? 前に戻る勇気が成功の確率を高める インクルーシブデザインとは、障がい者など制約のある人々の不便やニーズをイノベーションにつなげるためのデザイン手法。デザイン思考と組み合わせて活用する。前回は「アイデア」から「プロトタイプ」の流れについて解説した。今回はデザイン思考の最後のステップである「評価」と、これまでの振り返りをインクルーシブデザイン・ソリューションズ(IDS、東京・江東)社長の井坂智博氏にまとめてもらった。 -
- 第4回
- 2022.01.04
アイデア会議の盛り上げ方 ファシリテーションのポイントとは? インクルーシブデザインとは、障がい者など制約のある人々の不便やニーズをイノベーションにつなげるためのデザイン手法。デザイン思考と組み合わせて活用する。前回まででヤマ場となる「問題定義」までのステップが終了。今回は「アイデア」のステップを活性化するためのポイントについて、インクルーシブデザイン・ソリューションズ(IDS、東京・江東)社長の井坂智博氏が同社で行っているワークショップの経験から紹介する。 -
- 第3回
- 2021.11.26
バックキャスト思考とは SDGs時代に身に付けるべき必須スキル インクルーシブデザインでは、将来に発生するさまざまな「制約」を考慮することで持続的な事業の開発を目指している。前回は「極端ユーザーマーケティング」を通じて、高齢社会における「身体制約」をリアルに感じて新規事業の開発に生かす方法を紹介した。今回は「環境制約」を受け入れた新規事業の開発に不可欠な「バックキャスト思考」について、インクルーシブデザイン・ソリューションズ(IDS、東京・江東)社長の井坂智博氏が実例を交えて解説する。 -
- 第2回
- 2021.10.26
極端ユーザーマーケティングとは 感情マップで新規事業を創出 インクルーシブデザインは、障がい者など制約のある人々の不便やニーズをイノベーションにつなげるためのデザイン手法。本連載の著者であるインクルーシブデザイン・ソリューションズ(IDS、東京・江東)社長の井坂智博氏は、デザイン思考と組み合わせて、企業や自治体の新規事業開発などを支援している。今回はインクルーシブデザインを実現するための重要な方法論である「極端ユーザーマーケティング」を解説する。 -
- 第1回
- 2021.09.29
インクルーシブデザインとは ソニーも行うデザイン思考の新⼿法 どうすれば消費者の潜在的な不満やニーズを見つけ出せるのか。この難問の解決に「インクルーシブデザイン」という手法が注目されている。これは企画や開発を障がい者、高齢者など制約のある多様な人々と一緒に取り組むデザイン思考だ。花王やソニーグループなど大手企業も取り組んでいるデザイン思考をアップデートするインクルーシブデザインについて、インクルーシブデザイン・ソリューションズ(IDS、東京・江東)社長の井坂智博氏が解説する。