年初のランキングは、2022年からスタートする新連載2本がランクインしました。著名マーケターがクイズ形式で教える講座と、大学教授2人によるマーケティング論文の指南記事。どちらも新人マーケターから学び直したいベテランまで、お役立てていただける連載です。また、新たに転載をスタートした「日経MJ」の記事もランクイン。バラエティに富んだ20本になりました。

2022年最初の月間ランキング、1位は新連載「クイズで身に付く デジタルマーケティング講座」から、日経クロストレンドでもおなじみのマーケター、西口一希氏のインタビューでした。P&G、ロート製薬、スマートニュースなどを経て、現在はStrategy Partners代表取締役社長を務める西口氏。スマニュー時代の意外な気づきについて披露していただきました。
【2位】Z世代がハマる“宅飲みすごろく” 売り切れ続出、仕掛け人は24歳
【3位】不当な「人気NO.1」にリサーチ協会が猛抗議 恣意的な調査にメス
【4位】リベンジ消費は期待薄、22年は“新しい生活消費”への適応必須
【5位】22年、シニア消費はこうなる オートミールと冷食が売れた理由
【6位】アンカーはなぜ指名買いされる? 「Amazonファースト」の戦略分解
【7位】象印がなぜ弁当店を開くのか? 行列店で飲食事業に参入する狙い
【8位】ヒット連発「Z世代の企画屋さん」 秘訣はマーケの原点回帰
【9位】グラドルに聞く&調査に見る おじさんの“発言”が嫌われるワケ
【10位】タクシー広告、出稿殺到のワケ 高級ステーキ店は来客促進で成果
【11位】「高くても社会貢献できるなら買う」 エシカルを楽しむZ世代
【12位】花王流EC戦略フレームワーク公開 楽天、Amazonで勝てるマーケとは
【13位】「3つのUGC」活用術 ミツカン「ゼンブヌードル」200万食突破
【14位】ホンダが藤井風を大抜てき ヴェゼルで当てたSNSマーケ成功の鍵
【15位】「アウトレット服まとめ買い」ECが会員10万人突破 SDGsの妙手
【16位】埼玉が誇る老舗ギョーザチェーン 味を180度転換した決断の裏側
【17位】日本のマーケターは実務家でも「論文」を読むべき 現場でこそ有用
【18位】NFTはバブルなのか? 3つの疑問の先に見えた「確信」
【19位】Z世代とおじさん世代、埋まらぬ働き方のギャップをアプリで解消
【20位】「たべっ子どうぶつ」がコンビニでバカ売れ 裏に若者向けマーケ
この連載はタイトルの通り、「クイズ」を売りにする予定です。出題する前のイントロ記事でしたが、肝心のクイズがまだなく、“羊頭狗肉”に見えてしまっていたら申し訳ございません。この後、しっかりクイズ形式でマーケティング講座を実践していきますので、楽しみにお待ちください。
特集では、新年一発目の「変わる消費 新しい買い方2022」から4本がランクインしました。
4位 リベンジ消費は期待薄、22年は“新しい生活消費”への適応必須
5位 22年、シニア消費はこうなる オートミールと冷食が売れた理由
11位 「高くても社会貢献できるなら買う」 エシカルを楽しむZ世代
15位 「アウトレット服まとめ買い」ECが会員10万人突破 SDGsの妙手
新たな試み! MJ転載記事もランクイン
コロナ禍3年目を迎え、「リベンジ消費」は起こるのか、「シニア消費」はどう変わるのか、など22年を占う特集。全8回の特集を、幅広くお読みいただけました。
この特集の中で新しい試みがあったことをお気づきいただけましたでしょうか? 11位にランクインした、Z世代を分析した記事、実は「日経MJ」からの転載でした。
日経MJは言わずと知れたマーケティング専門紙です。21年末から少しずつ転載をはじめ、今では週2本程度を日経クロストレンド内でお読みいただけるようになっています。反対にクロトレの記事もMJへの転載が進んでいます。今後も両媒体のコラボにご期待ください!
もう1つ注目いただきたいのは、17位にランクインした、こちらも新連載です。「日本のマーケターは実務家でも「論文」を読むべき 現場でこそ有用」は、法政大学経営学部の西川英彦教授と、早稲田大学ビジネススクールの及川直彦客員教授による、マーケター向けの学術論文を紹介する連載の第1回。良品計画や電通などでの実務経験を経て、教鞭を執る立場になったお二人だけに、実践に即した論文の紹介になるはずです。この後、どんな論文が俎上に載るのか、私も一読者として学び直したいと思っています。