2021年9月3日発売の「日経トレンディ2021年10月号」では、「新興小売りチェーン」を特集。ペット用品にも力を入れるカインズは、店内でペットショップをはじめ、ペットホテル、トリミング、ドッグランなどを運営する「Pet’s One(ペッツワン)」を全国119店舗で展開するなどしている。売れ筋上位6品目を、猫を飼う家庭で実際に試してみた。
※日経トレンディ2021年10月号の記事を再構成
ペットフード協会の「令和2年全国犬猫飼育実態調査」によれば、2020年に新たに飼われた犬猫は、94.5万頭。コロナ禍で家時間が増え、ペットとの時間に癒やしを求める傾向が強まっている。特に伸びているのが猫関連のグッズ。カインズでは「おもちゃやタワー型の室内遊具など、イエナカ需要が伸びている」(ペット事業部ペット部バイヤーの永田誠氏)という。
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どこに魅力を感じるのか。飼い主のA夫妻の協力を得て、2歳半から15歳まで計4匹の猫で、同社オリジナル商品の売り上げ上位6製品を試した。
上位2製品には、ホームセンターらしい高コスパ製品が並んだ。1位の「ペット用消臭吸着マット」はフローリングの上に置いて使え、汚れたところだけ外して洗濯や取り換えができる定番のペット用品。1枚当たり109円(税込み、以下同)と、一般的な商品より2~5割安い。
【ペット用品1位】
ペット用消臭吸着マット30×30cm(9枚入)
■使ってみた■
使用場所に合わせてハサミで簡単に切れる。複数の色のマットを組み合わせても楽しい。吸着性があり猫が動き回ってもズレないが、掃除機のブラシ機能で端が引っかかることも。本体サイズ/30×30センチメートル、原材料/ポリエステル(表面)、アクリル樹脂(裏面)、実勢価格980円(税込み、以下同)。
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