2021年9月3日発売の「日経トレンディ2021年10月号」では、「新興小売りチェーン」を特集。毎日消費する主食を、コスパの良い業務スーパーの商品に置き換えられたら――。できるだけコストを抑えて家計を助けるため、ファンからの支持が熱い商品を5点ピックアップし、調理しやすさや味を検証した。
※日経トレンディ2021年10月号の記事を再構成
毎日消費する主食。これをコスパの良い業務スーパーの商品に置き換えられたら家計も助かるだろう。そこで、読者アンケートや業務スーパーに詳しい達人への取材を基に、ファンからの支持が熱い商品をピックアップ。調理したときの扱いやすさや、リピートしたくなる味かどうかを検証した。
【第2回】安さと品ぞろえで業務スーパーが一般に浸透 DX戦略に死角なし
【第3回】業スーの名物・鶏もも肉 味や調理のしやすさをプロがチェック
【第4回】「1キロポテサラ」に「生フランク」 業スー人気総菜の実力評価
【第5回】業スーファンの支持が熱い5商品を実食 台湾発「薄焼き餅」とは←今回はココ
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実際に食べてみて、自信を持って薦められるという結論に達したのは「讃岐うどん」だ。冷凍うどんは何種類かあるが、青いパッケージで「冷凍讃岐うどん」と書いてあるものがおいしい。5食入りで実勢価格は税込み158円。類似品でいうとイオンのPB商品が税込み198円なので、イオンのPBよりも安いが、「コシがあり、もちっとした食感」(料理家である成澤文子氏)が特徴。調理後温かいつゆにつけた状態で30分以上放置しても、あまり麺が伸びることは無かった。業務スーパー歴15年のマニアであるみえさねさんは「丸亀製麺に似ているという噂もあるぐらいおいしい」と言う。
【TRENDY BEST BUY】ファンの支持が熱い冷凍うどんはプロからも高評価
讃岐うどん(冷凍)
扱いやすさ/1玉は200グラムでNB商品と変わらないが、個包装にはなっていない。ただ1玉ずつの塊で冷凍されており、問題なく使える
業務スーパーが国内の自社関連工場で製造している「天然酵母食パン」も、1日2万本売れるというヒット商品だ。1.8斤で実勢価格は税込み246円。類似のNB商品1斤と、サイズの違いを加味して比べると約半額となるが、そうは思えないクオリティーだ。成澤氏は「耳まで軟らかく、通常の食パンよりも甘みがある。生食ではしっとり、ややねっとりとした食感も感じられた。焼くとカリッとして香りが立った」と評価した。
焼くとさらに香ばしさがアップする
天然酵母食パン(常温)
扱いやすさ/しっとり、ふわふわの生地が特徴で、耳まで軟らかい。そのまま焼かずに食べるのに向く
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