
東急ハンズが、2021年4月からShopifyを、8月からSTORESを活用して、新たな商品・サービスの提供を始めた。自社ECサイト「東急ハンズネット」と運用を別にする狙いは何か。担当者に聞いた。
2021年、東急ハンズは自社の電子商取引(EC)サイト「東急ハンズネット」以外のECプラットフォームを活用し、新たな挑戦を開始した。Shopifyでは、高価格帯のプライベートブランド(PB)商品の販売、STORESではクリエイターの活動・発信のベースとなる場を創出している。
4月にShopifyでの商品販売を開始したのが、イタリアンレザーブランドの「DANTESCA(ダンテスカ)」だ。ダンテスカは1947年からフィレンツェの工房で革製品の製造・販売を手がける老舗ブランド。19年に東急ハンズが国内の商標権を獲得した。
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「ダンテスカ」とはイタリア語でダンテ風、を意味する。フィレンツェ生まれの詩人であり哲学者のダンテの名前を冠し、未来を自分で切り開くユーザーたちに長く使ってほしいという思いがブランドの根底にある。
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